いき‐づな【息綱】
海女(あま)が潜水するとき、舟との連絡用に腰に結んでおく綱。腰綱。命綱。
いざり‐ばた【躄機/居坐機】
織る人が足を前に出して地面や床に座って織る原始的な織機。縦糸の一端につけた帯を腰に当てて織る。地機(じばた)。
い‐し【倚子】
腰掛けの一。宮中では貴人高官が使用を許されたもの。形や背もたれ・ひじ掛けの有無などは身分により違いがあった。「螺鈿(らでん)の—立てたり」〈源・若菜上〉 [補説]中世以降、禅僧が多く使い、唐音を...
い‐しか・る【居敷かる】
[動ラ四]どっかと腰をおろす。あぐらをかいて座り込む。「粽(ちまき)の上に—・ってぢゃわいな」〈滑・膝栗毛・六〉
いし‐さじ【石匙】
縄文時代の打製石器。長さ5センチ前後で、ナイフとして用いた。つまみの部分にひもを掛け、腰などに下げたらしい。石匕(せきひ)。
い‐す【椅子/倚子】
《「す(子)」は唐音》 1 腰掛けて座るための家具。腰掛け。→倚子(いし) 2 官職・役職の地位。ポスト。「大臣の—」 [補説]作品名別項。→椅子
い‐ぞう【倚像】
台座などに腰掛けて、両足を下にたらしている姿の仏像。→座像
い‐ぞり【居反り】
相撲のきまり手の一。しゃがんで腰を落とし、のしかかる相手の膝(ひざ)を抱え、押し上げて反り返り、後ろに落とす技。
いたみ【痛み/傷み】
1 病気や傷などによる肉体的な苦しみ。「腰に—が走る」「傷の—」 2 精神的な苦しみ。悩み。悲しみ。「胸の—をいやす」 3 (傷み)器物などの損傷。破損。「家の—がひどい」 4 (傷み)食物、特...
いため‐がみ【板目紙】
和紙を何枚も貼り合わせて、厚く硬くしたもの。和本の表紙や袴(はかま)の腰板などに用いる。いため。