りんしょう‐いでんがく【臨床遺伝学】
人類遺伝学の理論や技法を遺伝子疾患の診断・治療・予防などに応用する学問領域。
りんしょう‐けんきゅう【臨床研究】
病気の予防・診断・治療方法の改善や、病気の原因の解明、患者の生活の質の向上などを目的として行われる医学研究で、人を対象とするものをいう。
りんしょうけんきゅう‐ちゅうかくびょういん【臨床研究中核病院】
革新的な医薬品や医療機器の研究開発の推進を目的として、国際水準の臨床研究や医師主導治験の中心的役割を担う病院。
りんしょうけんきゅうにかんする‐りんりししん【臨床研究に関する倫理指針】
臨床研究における被験者の尊厳や人権の尊重など、倫理的・科学的観点から関係者が遵守すべき事項を定めた指針。平成15年(2003)に厚生労働省が策定。研究者の責務、倫理審査委員会の役割・責務、インフ...
りんしょう‐けんさ【臨床検査】
病気の診断、治療方針の選択、予後の判定などの資料とするために、患者の血液・尿・便などを採取したり、脳波・心電図などを測定したりして行う検査。
りんしょうけんさ‐ぎし【臨床検査技師】
臨床検査を行う技術者。厚生労働大臣の免許を受け、医師の指導監督のもとに、血液学的・微生物学的・生化学的検査のほか、心電図・心音図・脳波・筋電図・基礎代謝・呼吸機能・脈波・超音波の生理学的検査も行う。
りんしょうけんしゅう‐せいど【臨床研修制度】
⇒医師臨床研修制度
りんしょう‐こうがく【臨床工学】
人工呼吸装置・人工心肺装置・人工透析装置などの生命維持管理機器をはじめとして、多種の医療用機器の操作・保守点検に必要な技術と機器利用に伴う臨床上の問題とを併せて研究する医学の一分野。
りんしょうこうがく‐ぎし【臨床工学技士】
医師の監督・指導のもとで、生命維持管理装置など医療機器の操作・保守点検を担当する技術者。昭和63年(1988)臨床工学技士法に基づいて新設された国家資格。
りんしょう‐しけん【臨床試験】
新薬の効果を確かめたり、既存の薬剤の追跡調査をしたりするため、患者や健康な人に服用させて試すこと。国に新薬としての承認申請をする場合には、特に治験(治療試験)という。