こんごう‐はんにゃ【金剛般若】
「金剛般若経」の略。
しんしょく‐じじゃく【神色自若】
[ト・タル][文][形動タリ]重大事に直面しても少しも顔色を変えず、落ち着いているさま。「モニカは—としてその前に進み、跪き」〈長与・青銅の基督〉
じ‐じゃく【自若】
[ト・タル][文][形動タリ]重大事に当たっても、落ち着いていて、心や態度に少しの乱れもないさま。「—として座して待つ」「泰然—」
じゃく【若】
[音]ジャク(漢) ニャク(呉) ニャ(呉) [訓]わかい もしくは もし ごとし [学習漢字]6年 〈ジャク〉 1 わかい。「若年・若輩」 2 …のようだ。ごとし。「傍若無人(ぼうじゃくぶじ...
たいぜん‐じじゃく【泰然自若】
[ト・タル][文][形動タリ]落ち着いていて物事に動じないさま。「—として騒がず」
だい‐はんにゃ【大般若】
「大般若経」の略。 狂言。和泉(いずみ)流。信者の家で、神楽をあげにきた神子(みこ)と祈祷(きとう)をしにきた僧が鉢合わせをし、僧の経は神楽の調子に引き込まれてしまう。 「大般若経会」の略。
とく‐わか【徳若】
[名・形動ナリ]《「とこわか(常若)」の音変化》「とこわか」に同じ。「殿も—民もゆたかに」〈虎寛狂・松楪〉
とこ‐わか【常若】
[名・形動ナリ]いつまでも若々しいこと。また、そのさま。「いつとなく君によはひをゆづりはのなほ—に栄ゆべらなり」〈林葉集〉
とし‐わか【年若】
[名・形動]年齢の若いこと。また、そのさまや、そういう人。若年。年少。「極めて—な魔術師が」〈谷崎・魔術師〉
と‐じゃく【杜若】
カキツバタ、またはヤブミョウガの漢名。