めて‐の‐くさずり【馬手の草摺】
鎧(よろい)の右脇の草摺。大鎧の脇盾(わいだて)の草摺の称。
蓍(めど)に削(けず)り花(ばな)
蓍萩(めどはぎ)につけた削り花。古今伝授(こきんでんじゅ)で、三草の一。
めど‐はぎ【蓍萩】
マメ科の多年草。野原に生え、高さ60〜90センチ。茎は直立し、多数の枝を出すが横に広がらない。葉は密に互生し、3枚の線形の小葉からなる複葉。8〜10月、紫色の筋のある白い小花をつけ、豆果は茶褐色...
め‐なもみ【豨薟】
キク科の一年草。山野に生え、高さ約1メートル。全体に毛があり、葉は卵形で対生する。秋、黄色い花が多数咲く。花を包む総苞(そうほう)に腺毛があり、粘液を出す。漢方で全草を腫瘍(しゅよう)などに薬用...
め‐の‐まんねんぐさ【雌の万年草】
ベンケイソウ科の多年草。山野の岩上などに生え、高さ約10センチ。茎は少しはう。葉は小さく多肉質で、互生する。夏、黄色い花を多数つける。こまのつめ。はなつづき。
め‐はじき【目弾】
1 シソ科の二年草。原野に生え、高さ約1メートル。茎は四角柱で、全体に白い毛を密生する。根際の葉は心臓形で大きいが、上部の葉は深い切れ込みがある。7〜9月、茎の上部に淡紅紫色の唇形の花を数段つけ...
め‐ばえ【芽生え】
1 草木の芽が出はじめること。また、その芽。萌芽(ほうが)。「草花の—の時期」 2 物事の起こり始め。萌芽。きざし。「近代文学の—」
め‐ば・える【芽生える】
[動ア下一][文]めば・ゆ[ヤ下二] 1 芽が出はじめる。「草木が—・える」 2 物事が起こりはじめる。きざす。「愛情が—・える」
め‐ひしば【雌日芝】
イネ科の一年草。日当たりのよい所に生え、高さ40〜70センチ。根際で数本の茎が分かれ、葉は線形。夏から秋、茎の頂に5〜10本の細い穂を放射状につけ、オヒシバに似るが細くて柔らかい。じしばり。めひ...
め‐ぼうき【目箒】
シソ科の一年草。高さ約50センチ。葉は卵形で、対生。夏に白い小花を穂状につける。インドからインドシナ半島の原産で、欧米でも栽培され、葉を香辛料として用いる。バジリコ。