メリッサ【(ラテン)Melissa】
シソ科の多年草。ヨーロッパ原産。高さ30〜80センチ。葉はレモンに似た香気をもち、芳香薬・香水の原料とされる。 [補説]作品名別項。→メリッサ
メロン【melon】
ウリ科の蔓性(つるせい)の一年草。葉は広卵形で浅く裂けていて、花は黄色。実は熟すと淡緑色になり、果肉は甘く、芳香がある。乾燥すると果皮に亀裂が生じて白か黄色の網目をつくる。日本には明治後期に導入...
芽(め)を出(だ)・す
1 草木が芽をふく。 2 物事が成長・発展するきざしを見せる。「天才の片鱗が—・す」
めん‐けん【瞑眩】
[名](スル)《「めんげん」とも》 1 目がくらむこと。めまい。「俗社会の塩漬になり過ぎて只見てさえも—しそうな人間でないと」〈漱石・虞美人草〉 2 漢方治療で、治癒前に、一時的な高熱・下痢・発...
めん‐ろう【面廊】
《「めんどう(馬道)」の音変化という》長廊下。一説に、広い板敷きの縁とも。「—にやすらひ物申さんと」〈伽・横笛草紙〉
も
1 五十音図マ行の第5音。両唇鼻音の有声子音[m]と母音[o]とから成る音節。[mo] 2 平仮名「も」は「毛」の草体から。片仮名「モ」は「毛」の末3画から。
も
[副] 1 「もう3」に同じ。さらに。いま。「—少し待とう」「—一ついかがですか」 2 「もう1」に同じ。もはや。「東京へは、—二十年も出ん」〈漱石・草枕〉
も
[係助]種々の語に付く。 1 ある事柄を挙げ、同様の事柄が他にある意を表す。…もまた。「国語—好きだ」「ぼく—知らない」「み吉野の山のあらしの寒けくにはたや今夜(こよひ)—我(あ)がひとり寝む...
も【茂】
[常用漢字] [音]モ(呉) [訓]しげる 草木がしげる。「繁茂」 [名のり]あり・いかし・し・しげ・しげい・しげみ・たか・とお・とも・とよ・もち・もと・ゆた
も【藻】
海水・淡水中で生育する植物。藻類(そうるい)。また、海草や水草をさす。《季 花=夏》「—の花の重なりあうて咲きにけり/子規」