ひょう‐ぼう【氷帽】
山頂部を覆う氷河。陸地を覆う氷河の場合、面積5万平方キロメートル以下と定義される。それ以上の面積の場合は氷床とよんで区別する。氷冠。冠氷。
びかく‐しだ【麋角羊歯】
ウラボシ科の常緑多年生のシダ。小さい塊状の根茎を腎臓形の栄養葉が覆う。その中心から長さ30〜40センチの胞子葉を出し、二股(また)状に繰り返し裂けて形が麋(おおじか)の角に似る。熱帯に産し、日本...
ビキニ【Bikini】
太平洋中西部、マーシャル諸島北西部の環礁。ラリック諸島北部に位置する。もと米国信託統治領で、1946年から1958年にかけて原水爆実験場とされた。1954年の水爆実験では、付近で操業していた日...
び‐とう【尾筒】
鳥の尾羽の付け根を覆う羽毛。背側を上尾筒、腹側を下尾筒という。
ふうじょ‐しつ【風除室】
寒冷地で、ドアの開閉による冷たい外気の流入を緩和するために、玄関を覆うように設けられた小部屋。玄関フード。
ふう‐ぼう【風防】
1 風を防ぐこと。また、そのためのもの。風よけ。防風。「—ガラス」 2 腕時計の文字盤を覆うガラス。 3 ⇒ウインドスクリーン
ふかんぜん‐けんせい【不完全顕性】
ヘテロ接合体において、両親から受け継いだ対立遺伝子のうち、顕性遺伝子が潜性遺伝子の形質を完全に覆うことができず、中間的な形質が現れること。オシロイバナやキンギョソウの赤花品種と白花品種を交配させ...
ふく‐さ【覆砂】
海底や湖底を砂で覆うこと。主にヘドロが発生した浅場の底質改善のために行われる。
ふさ・ぐ【塞ぐ】
[動ガ五(四)] 1 あいている箇所に物を詰めたり、覆ったりする。すき間や穴をなくする。「ふすまの破れ目を—・ぐ」「決壊部分を—・ぐ」 2 耳・目・口などを手で押さえて覆う。また、目・口を閉じ...
ふた【蓋】
1 物の口にあてがってふさぐもの。「鍋(なべ)の—をとる」 2 サザエ・タニシなどの貝の口を覆うもの。 3 スッポンのこと。「江戸ぢゃあね、すっぽんをしゃれて—といひやすよ」〈滑・浮世風呂・二〉