あくたい‐まつり【悪態祭(り)】
参詣人が悪口を言い合い、言い勝った者が福運を得るとされる祭り。悪口祭り。
いい‐しろ・う【言ひしろふ】
[動ハ四] 1 互いに言う。話し合う。「都には、いと浮かびたる事ども心のひきひき—・ふ」〈増鏡・三神山〉 2 言い争う。言い合いする。口論する。「とかく—・ひて、この御文はひき隠し給ひつれば」〈...
いさかい【諍い】
[名](スル)言い争い。言い合い。また、けんか。「—が起こる」「友人と—する」
おし‐あい【押(し)合い】
1 互いに押すこと。 2 相場に変動がないこと。 3 言い合い。「値の—して」〈滑・浮世風呂・四〉
きいたか‐ぼうず【聞いたか坊主】
歌舞伎で、幕あきに「聞いたか聞いたか」「聞いたぞ聞いたぞ」と言い合いながら坊主姿で登場して、その狂言の筋などを知らせる役。「道成寺」「鳴神」などに出る。
ことば‐だたかい【言葉戦い】
1 言い争うこと。言い合い。口論。「もう—は無益と」〈二葉亭・其面影〉 2 戦場などで、まず、互いに言葉で相手をやりこめようとすること。「その後は互ひに—とまりにけり」〈平家・一一〉
もの‐いい【物言い】
1 物を言うこと。また、物の言い方。言葉遣い。「ていねいな—をする」「—に気をつける」 2 言い合い。口論。「追出されて来ましたというから、—でもしてきた事と思ったのだ」〈左千夫・春の潮〉 3 ...
りんき‐こう【悋気講】
江戸時代、庶民の女房たちが集まってひらく無尽講。集まると夫の浮気話などを言い合い、うさをはらしたところからいう。