やた‐がらす【八咫烏】
1 日本神話で、神武天皇の東征のとき、熊野から大和へ入る山中を導くため天照大神(あまてらすおおみかみ)から遣わされた烏。新撰姓氏録は、鴨県主(かものあがたぬし)の祖である賀茂建角身命(かもたけつ...
やまとものがたり【大和物語】
平安中期の歌物語。作者未詳。天暦(947〜957)ごろの成立、のち増補されたといわれる。和歌を主とし、恋愛・伝説などを主題とする170余編の説話を収録。
よう‐せい【妖精】
人間の姿をした精霊。超人間的能力を有し、いたずらで遊び好きなものとして、西洋の説話・伝説に多く登場する。フェアリー。
よ‐ごこち【世心地】
「世の中心地(ごこち)」に同じ。「—大事にわづらひ給ひければ」〈古本説話集・五二〉
よしのしゅうい【吉野拾遺】
室町時代の説話集。2巻または3巻。作者・成立年ともに未詳。延元元年=建武3年(1336)から正平13年=延文3年(1358)に至る23年間の、南朝関係の人物の逸話を集めたもの。
よつぎものがたり【世継物語】
「栄花物語」「大鏡」の別称。 説話集。1巻。編者未詳。鎌倉中期までに成立。王朝の貴族文人たちの和歌説話や「今昔物語集」などからも集めた説話を56条収める。
よ‐の‐なか【世の中】
1 人々が互いにかかわり合って生きて暮らしていく場。世間。社会。「—が騒がしくなる」「暮らしにくい—になる」 2 世間の人々の間。また、社会の人間関係。「—はもちつもたれつだ」「親も友達もないん...
りゅうきゅうしんとうき【琉球神道記】
島津氏が統治する以前の琉球の宗教について記した書。浄土宗の僧袋中(たいちゅう)[1552〜1639]著。多数の神話・説話を収録。
るい‐けい【類型】
1 似ている型。「—の多い説話」 2 幾つかのものに共通する基本的な性質や特徴。「犯罪を—によって分類する」「—化」
わ【話】
[音]ワ(慣) [訓]はなす はなし [学習漢字]2年 〈ワ〉 1 はなす。しゃべる。「話術・話法/会話・懇話・手話・対話・談話・電話・独話」 2 はなし。筋立てて語られたもの。「話題/逸話・...