よ‐じょう【余情】
1 あとまで残っている、印象深いしみじみとした味わい。よせい。「旅の—にひたる」 2 詩歌などで、表現の外に感じられる趣。特に、和歌・連歌・俳諧などで尊重された。よせい。
よじょうはん‐しゅみ【四畳半趣味】
待合などのいきな小部屋で、女性を相手に酒を飲んだりして遊ぶのを好む趣味。
よゆう‐は【余裕派】
初期の夏目漱石を中心とする写生文系統の作家、高浜虚子(たかはまきょし)・鈴木三重吉らの一派。現実に対して一定の距離を置く心の余裕を唱えた。写生派。→彽徊(ていかい)趣味
らい‐い【来意】
1 訪ねてきた目的。来訪の理由。「—を告げる」 2 手紙の趣旨。
らい‐が【来駕】
[名](スル)《「らいか」とも》他の人を敬ってその来訪をいう語。来車。「播州大倉谷迄—せられし趣きを」〈染崎延房・近世紀聞〉
らい‐し【来旨】
1 相手から言ってよこした趣旨。来意。 2 来訪の趣旨。来意。「受付に—を告げる」
らく‐やき【楽焼(き)】
1 手捏(てづく)ねで成形し、低火度で焼いた軟質の陶器。天正年間(1573〜1592)京都の長次郎が千利休の指導で創始。赤楽・黒楽・白楽などがある。2代常慶が豊臣秀吉から「楽」の字の印を下賜され...
らん‐ぎょく【闌曲/蘭曲/乱曲】
1 能における音曲の曲趣で、世阿弥が五つに分類した五音(ごおん)の一。闌(た)けたる位(くらい)の音曲。他の祝言・幽曲・恋慕・哀傷のすべてにわたり、かつ、それを超越した最高の曲風。 2 謡曲の一...
ランブラー【rambler】
ランブリングをする人。散策を趣味とする人。
ランブリング【rambling】
当てもなく気ままに歩き回ること。そぞろ歩き。特に、趣味として田園や森林などを散策すること。これをする人をランブラーという。