はつ‐らつ【溌剌/溌溂/蹳剌】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 生き生きとして元気のよいさま。「—とした声」「生気—たる若者」 2 魚が飛び跳ねるさま。「御贄(みにへ)の錦鱗徒らに湖水の浪に—たり」〈太平記・九〉
はな‐のみ【花蚤】
甲虫目ハナノミ科の昆虫の総称。体長2〜15ミリ。体は細く、背が盛り上がり、尾端はとがる。花に集まるものが多く、太い後脚で跳ねる。
はね【跳ね】
1 跳ねること。「ウサギがひと—する」 2 水や泥が飛び散ること。また、その水や泥。「—が上がる」 3 その日の興行が終わること。打ち出し。「芝居の—時(どき)」 4 おてんばなこと。また、その...
は・ねる【刎ねる】
[動ナ下一][文]は・ぬ[ナ下二]《「跳ねる」と同語源》刀で首を切り落とす。「首を—・ねる」
は・ねる【撥ねる】
[動ナ下一][文]は・ぬ[ナ下二]《「跳ねる」と同語源》 1 とばし散らす。液体などをはじきとばす。「泥を—・ねる」「ワックスが水を—・ねる」 2 物や人をはじきとばす。「歩行者を車で—・ねる」...
ばっ‐こ【跋扈】
[名](スル)《「後漢書」崔駰伝から。「跋」は越える意、「扈」は竹やな》魚がかごを越えて跳ねること。転じて、ほしいままに振る舞うこと。また、のさばり、はびこること。「軍閥の—」「悪辣な商売が—する」
ばね【発条/撥条/弾機】
1 鋼などの金属材料を螺旋(らせん)状に巻いたり折り曲げたりし、その弾力性を利用してエネルギーを吸収・蓄積するために用いるものの総称。スプリング。「—が弾む」 2 足腰などの弾力性。跳ねる力。「...
ひし‐ばった【菱蝗】
直翅(ちょくし)目ヒシバッタ科の昆虫。地表面にすみ、体長約1センチ。体色は灰褐色に白や黒の斑紋がある。背面が平たくて菱形をし、後脚は発達してよく跳ねる。
ぴょん
[副]身軽に飛び跳ねるさま。「溝を—と飛び越える」
ぴょん‐ぴょん
[副]身軽に繰り返し飛び跳ねるさま。「ウサギが—(と)跳ねる」