えげつ‐な・い
[形]ものの言い方ややり方が露骨・無遠慮で節度を超えているさま。ずうずうしく、いやらしい。あくどい。もと関西方言。「—・い商売」「—・い話」 [派生]えげつなさ[名]
え‐しゃく【会釈】
[名](スル)《もと仏教語で、混乱した内容を、前後照合して意味が通じるようにする意の「和会(わえ)通釈」の略》 1 軽くあいさつや礼を交わすこと。また、そのあいさつや礼を示す所作。「—してすれ違...
おう‐へい【横柄/押柄】
[名・形動]《「おしから(押柄)」の音読からか》いばって、人を無視した態度をとること。無礼、無遠慮なこと。また、そのさま。大柄(おおへい)。「若いくせに—な態度をとる」「—に振る舞う」 [派生]...
おお‐あぐら【大胡坐】
無遠慮にあぐらをかいて腰を据えること。「遠慮なく入りこんで—をかく」
お‐じぎ【御辞儀】
[名](スル)《「辞儀」の美化語》 1 頭を下げて礼をすること。頭を下げてするあいさつ。「深々と—する」 2 辞退。遠慮。「膳(ぜん)をすゑるものを—は無躾(ぶしつけ)だのと」〈滑・浮世風呂・二...
恐(おそ)れをな・す
1 ひどい目にあうのではないかとこわがる。「仕返しされるのではないかと—・す」 2 あまりのすごさに、遠慮したい気持ちになる。「受験者の多さに—・して引き下がる」
おも‐な・し【面無し】
[形ク] 1 合わせる顔がない。恥ずかしい。面目ない。「はしたなかるべきやつれを—・く御覧じとがめられぬべきさまなれば」〈源・橋姫〉 2 遠慮がない。厚かましい。「われをいかに—・く心浅きものと...
および‐ごし【及び腰】
1 中腰で手を伸ばして物を取ろうとする、不安定な腰つき。へっぴり腰。 2 自信がなさそうなようす。遠慮したり恐れたりしているような中途半端な態度。「政治改革に—になる」
かお‐だて【顔立て】
1 「顔立ち」に同じ。「—は悪い方でなけれど、痩せて」〈小杉天外・魔風恋風〉 2 体面を保とうとして人と争うこと。「今度から—をすると、遠慮なう剝(む)くぞよ」〈伎・韓人漢文〉
かく‐い【隔意】
心にへだたりのある思い。打ち解けない心。遠慮。「—なく意見を出し合う」