こ【故】
[音]コ(漢) [訓]ゆえ ふるい もと ことさら [学習漢字]5年 1 昔の。以前の事柄。「故事・故実/温故・世故・典故」 2 古くからのなじみ。もとの。「故旧・故郷・故国・故主」 3 (「古...
こい‐した・う【恋い慕う】
[動ワ五(ハ四)]ひたすら恋しく思う。「郷里の母を—・う」
こ・う【恋う】
[動ワ五(ハ四)]特定の相手に心ひかれて、その人を思い慕う。また、特別な人物や場所などを強く慕う。恋する。「亡き妻を—・う」「故郷を—・う」「昔を—・う」
[動ハ上二]《本来は、時間的、空間...
こうが‐もの【甲賀者】
近江(おうみ)甲賀地方の郷士。忍びの術に長じ、一部は江戸幕府や諸大名に召し抱えられた。甲賀衆。甲賀組。
こうげん‐いっとうりゅう【甲源一刀流】
江戸後期の秩父(ちちぶ)の郷士逸見義年(へんみよしとし)を開祖とする一刀流の流派。その先祖新羅三郎義光の三男三郎義清が甲斐(かい)源氏の祖であったところからいう。
こう‐せつ【講説】
[名](スル)《「こうぜつ」とも》講義して説明すること。また、その説。特に仏典などについていう。こうぜち。「その郷里の小寺に於て神教を—し」〈中村訳・西国立志編〉
功(こう)成(な)り名(な)遂(と)・げる
りっぱな仕事を成し遂げ、あわせて世間的な名声を得る。「—・げて帰郷する」
こう‐らく【黄落】
[名](スル)木の葉や果実が黄色に色づいて落ちること。「—期」《季 秋》「—の夜目にもしるき一樹かな/古郷」
こう‐れん【孝廉】
[名・形動] 1 孝行で欲が少なく、正直なこと。また、そのさま。「—を察すれば濁る泥の如く」〈東海散士・佳人之奇遇〉 2 ㋐中国漢代に、朝廷が各郡に推挙させた人物の徳目の一。また、その徴士の名称...
こ‐えん【故園】
生まれ故郷。ふるさと。「執て表面を見れば—の書なり」〈織田訳・花柳春話〉