え‐の‐き【榎／朴】
アサ科の落葉高木。高さ20メートルに達する。葉は非相称の卵円形。初夏、淡黄色の雌花と雄花をつけ、秋に橙(だいだい)色で小豆大の甘い実を結ぶ。材は器具・薪炭用。江戸時代には街道の一里塚に植えられた...
えぶりこ
ツガサルノコシカケ科のキノコ。カラマツの老木の幹に寄生し、下方に生長して釣り鐘形となる。表面は白または灰黄色。肉は白色でもろく、苦い。健胃剤・制汗剤に用いる。本州中部以北に分布。とうぼし。 [補...
えぼしおり【烏帽子折】
謡曲。四番目物。金春(こんぱる)以外の各流。宮増(みやます)作で、義経記などに取材。牛若丸が鏡の里の烏帽子折の家で元服し、夜盗の熊坂長範を退治する。
エム【M／m】
１ 英語のアルファベットの第13字。 ２ 〈M〉ローマ数字の1000。 ３ 〈M〉《medium》衣服のサイズのM判。→S →L ４ 〈M〉 ㋐《man》男性を表す略号。⇔W。 ㋑《male》男...
エルミタージュ【(フランス)ermitage】
隠者の住まい。人里離れたところ。
えんかい‐くいき【沿海区域】
船舶安全法施行規則に定められている航行区域の一。海岸から20海里以内の水域。沿海航路。→遠洋区域 →近海区域 →平水区域
えん・す
［動サ特活］《「あんす」の音変化》江戸時代の遊里語。…であります。「ながなが九郎兵衛殿を囲(かく)まうて下はって過分に—・す」〈浄・浪花鑑〉 [補説]「あります」が「ありんす」→「あんす」→「え...
えんちょう‐たいりくだな【延長大陸棚】
国連海洋法条約の規定に従って、領海の基線から200海里（約370キロメートル）を超えて主権的権利を主張することができる領域。海底の地形や地質が一定条件を満たす場合に、大陸棚限界委員会（CLCS）...
えん‐ぼう【延袤】
《「延」は横で東西の、「袤」は縦で南北の長さの意》土地の広さ、大きさ。「荒原の—四里に下らざれども」〈織田訳・花柳春話〉
おい‐だし【追（い）出し】
１ 追い出すこと。追放。「反対派の—にかかる」「卒業生—コンパ」 ２ 芝居・寄席・相撲などで、1日の興行の終わった時に打ち鳴らす太鼓。追い出し太鼓。打ち出し太鼓。 ３ 遊里で、明け六つ（午前6時...
