むらさき‐の‐ほし【紫の星】
紫微星(しびせい)のこと。天子にたとえられる。「日の光重ねて照れば—も二つに色やなるらむ」〈類従本伊勢集〉
めいめい‐はくはく【明明白白】
《「明白」のそれぞれの字を重ねて意味を強めた語》 [名・形動]はっきりしていて、少しの疑いもないこと。また、そのさま。「—な論理」
[ト・タル][文][形動タリ]
に同じ。「—たる事実」
メープル‐かいどう【メープル街道】
《Maple Route》カナダ東部、オンタリオ州とケベック州にまたがるセントローレンス川沿いの観光ルートの通称。ナイアガラフォールズ、トロント、オタワ、モントリオール、ケベックなどの都市にまた...
もじり【捩り】
1 著名な詩文・歌謡などの文句をまねて滑稽化すること。また、その作品。→パロディー 2 言語遊戯の一。言葉を、同音または音の近い他の語に言いかけること。地口(じぐち)・語呂(ごろ)など。 3 付...
もま◦れる【揉まれる】
[連語]《動詞「も(揉)む」に受身の助動詞「れる」の付いたもの》 1 大きな力で激しく揺り動かされる。「人ごみに—◦れる」 2 多くの人々の中で、経験や苦労を重ねて鍛えられる。「実社会で—◦れて...
モラ【mola】
《「モーラ」とも》カリブ海のサンブラス諸島に住むクーナ族の女性が着る、抽象的な図柄のあるブラウス。また、その図柄。モチーフは人間・動物・鳥・魚・草木などで、何色もの鮮やかな色の布を重ねて、柄に合...
もり‐あげ【盛(り)上げ】
1 盛り上げること。高めること。「雰囲気の—に失敗する」 2 日本画で、胡粉(ごふん)を厚く盛り上げてから彩色し、装飾的効果を高める方法。盛り上げ彩色(ざいしき)。油絵では、ナイフなどで絵の具を...
もんぜん‐よみ【文選読み】
漢文訓読における読み方の一。同一の漢字・漢語をまず音読し、さらに重ねて訓読する方法。「細細腰支」を「さいさいとほそやかなるようしのこし」と読む類。「文選」を読むのに多用されたところからいう。
やき‐わく【焼(き)枠】
写真で、密着焼き付けをするときに、原板と印画紙を重ねて入れる四角な枠。
や‐ほ【弥帆/矢帆】
《「や」は重ねる意。本帆に対して重ねてかけるところから》大船のへさきに張る、小さな補助帆。「帆柱を吹き折られて、—にて馳(は)する舟もあり」〈太平記・二〇〉