ぜっ‐ぽう【舌鋒】
言葉つきの鋭いことを、ほこさきにたとえていう語。「—鋭く追及する」
ぞう‐ほう【蔵鋒】
書道の用筆法の一。筆鋒(ひっぽう)(筆の穂先)が筆画の外にあらわれないように書くこと。→露鋒(ろほう)
たん‐ぽう【短鋒】
毛筆で、穂の長さが太さに比べて短いもの。
ひっ‐ぽう【筆鋒】
1 筆の穂先。 2 筆の運び方や文章の勢い。筆勢。「—鋭く批評する」
ほう【鋒】
刃物の先のとがった部分。きっさき。また、刀。つるぎ。「未だ他に対して—を争いしものに非ず」〈福沢・学問のすゝめ〉
ほう【鋒】
[人名用漢字] [音]ホウ(漢) [訓]ほこ ほこさき 1 刃物の先端。ほこさき。「鋒鋩(ほうぼう)/鋭鋒・機鋒」 2 軍隊の先陣。「先鋒」 3 物事の鋭い勢い。「鋭鋒・舌鋒・筆鋒・論鋒」
ほこ【矛/鉾/戈/鋒/戟】
1 両刃の剣に柄をつけた、刺突のための武器。青銅器時代・鉄器時代の代表的な武器で、日本では弥生時代に銅矛・鉄矛がある。のちには実用性を失い、呪力(じゅりょく)をもつものとして宗教儀礼の用具とされ...
ほこ‐さき【矛先/鉾先/鋒】
1 矛の切っ先。 2 攻撃。また、攻撃の方向。「非難の—を転じる」「批評の—が鈍る」
ろ‐ほう【露鋒】
書道の用筆法の一。筆の穂先が筆画の外にあらわれるように書くこと。→蔵鋒(ぞうほう)
ろん‐ぽう【論鋒】
議論のほこ先。また、議論の勢い。「鋭い—で切り込む」