ウエアラブル‐たんまつ【ウエアラブル端末】
体や衣服に装着した状態で利用する携帯情報端末(PDA)の総称。眼鏡型、腕時計型、ヘッドバンド型などがあり、広くはウエアラブルカメラなども含まれる。ウエアラブルデバイス。ウエアラブルコンピューター...
ウエアラブル‐ディスプレー【wearable display】
身体や衣服に装着して用いる画像表示装置。頭に装着するヘッドマウントディスプレーをさすほか、眼鏡型のスマートグラスなどにも搭載される。
うえ‐の‐おんぞ【表御衣/上御衣】
貴人を敬ってその人の着用する表衣(うえのきぬ)をいう語。「—は黒きに、御単衣(おんひとへぎぬ)は紅の花やかなる間(あはひ)に」〈大鏡・道長上〉
うき‐え【浮(き)絵】
江戸時代、西洋画の透視図法を取り入れた遠近感のある絵。実景が浮き出るように見えるのでいう。初め、のぞきからくりの眼鏡絵に用いられ、芝居小屋内部を描いた浮世絵などにも応用された。遠視画。
うしのとき‐まいり【丑の時参り】
丑の時(今の午前2時ごろ)に、神社に参り、境内の樹木に憎い人物に擬したわら人形を釘で打ちつけ、相手の死を祈る呪(のろ)い事。白衣で、頭上の鉄輪(かなわ)にろうそくをともし、胸には鏡を下げ、顔やか...
うそ‐む・く【嘯く】
[動カ四]「うそぶく」に同じ。〈新撰字鏡〉
うたあんどん【歌行灯】
泉鏡花の小説。明治43年(1910)発表。能楽宗家の養子喜多八を主人公に、芸術至上主義と神秘主義とが融合した境地を描く。
うち‐あ・り【打ち有り】
[動ラ変] 1 存在する。ある。いる。「ただうち恥ぢらひて誰(たれ)も—・るを」〈狭衣・三〉 2 ありふれている。ざらにある。「同じ歌と申せども、この頃の—・る様にもあらず」〈今鏡・二〉
うち‐あん・ず【打ち案ず】
[動サ変]思いを巡らす。思案する。「義時、とばかり(=少シノ間)—・じて」〈増鏡・新島守〉
うち‐おとり【内劣り】
外面はりっぱであるが、内容が貧弱なこと。「その帝をば—の外(と)めでたとぞ、世の人申し」〈大鏡・伊尹〉