よこ‐いた【横板】
１ 木目を横にして用いる板。 ２ 能舞台で、本舞台と鏡板との間の部分。床板が横に張ってあるところからいう。後座(あとざ)。
よ‐ごも・る【世籠もる】
［動ラ四］ １ 年が若く、将来性に富む。「少し—・りたる程にて、深山隠れには心苦しく見え給ふ人の御上を」〈源・総角〉 ２ まだ世間を知らないでいる。「いまだ—・りておはしける時」〈大鏡・陽成〉
よ‐さり【夜さり】
《「さり」は来る、近づくの意を表す動詞「去る」の連用形から》 １ 夜になるころ。夜。ようさり。「私などは—店を了(しま)いますると」〈鏡花・草迷宮〉 ２ 今夜。今晩。「大納言—斬らるべう候ふなれ...
よしばやま‐じゅんのすけ【吉葉山潤之輔】
［1920〜1977］力士。第43代横綱。北海道出身。本名、池田潤之輔。引退後、年寄宮城野。→第42代横綱鏡里 →第44代横綱栃錦
よせ【寄せ】
１ 寄せること。寄せ集めること。「人—」「客—」 ２ 囲碁・将棋の終盤戦の細かい詰め。 ３ 望みを寄せること。信任。信頼。「時世の—今一きはまさる人には」〈源・明石〉 ４ 一身上の力となる人。後...
よそ‐よそ
［形動ナリ］ １ 堂々として威厳のあるさま。「行者の知恵のけしき—にして」〈栄花・玉の台〉 ２ 山が高く大きいさま。〈新撰字鏡〉
よ‐つぎ【世継（ぎ）／世嗣】
１ 跡目を相続すること。また、その人。あととり。「主家のお—」 ２ 歴代の天皇の事跡を次々に語り継ぐこと。また、それを仮名文で記した歴史書。「栄花物語」「大鏡」など。
よつぎものがたり【世継物語】
「栄花物語」「大鏡」の別称。 
説話集。1巻。編者未詳。鎌倉中期までに成立。王朝の貴族文人たちの和歌説話や「今昔物語集」などからも集めた説話を56条収める。
よ‐の‐なか【世の中】
１ 人々が互いにかかわり合って生きて暮らしていく場。世間。社会。「—が騒がしくなる」「暮らしにくい—になる」 ２ 世間の人々の間。また、社会の人間関係。「—はもちつもたれつだ」「親も友達もないん...
よび‐づかい【呼び使ひ】
呼びに来る使い。招待の使者。「揚屋より—うくれば」〈色道大鏡・三〉
