門(かど)を出(い)・ず
家を出る。とくに、出家して僧や尼となる。
門(かど)を広(ひろ)・ぐ
一族を増やす。また、一門を栄えさせる。「そこにこそは門は広げ給はめ」〈源・幻〉
門(かど)を塞(ふさ)・ぐ
不義理をして、その家へ行くのが恥ずかしくなる。「もはや方々の—・げた所で、どこへ無心言はうやうもないが」〈続狂言記・昆布布施〉
と【戸/門】
1 (戸)窓・出入り口などに取り付けて、開閉できるようにした建具。引き戸・開き戸などがある。「—をたてる」「鎧—(よろいど)」 2 出入り口。戸口。かど。もん。「大き—よりうかがひて」〈崇神紀〉...
と‐わたり【門渡り】
会陰(えいん)の俗称。蟻(あり)の門渡り。
と‐わた・る【門渡る】
[動ラ四]川・海峡・海などを渡る。「夕なぎに—・る千鳥波間より見ゆる小島の雲に消えぬる」〈新古今・冬〉
メンゼン‐テンパイ【門前聴牌】
《(中国語)》マージャンで、自摸(ツーモー)だけで聴牌(テンパイ)すること。
もじ【門司】
福岡県北九州市の区名。もと門司市。関門トンネル・関門橋で山口県下関市と結ばれている。石炭の積み出し港・貿易港として発展。工業地。
もじ‐く【門司区】
⇒門司
もん【門】
[名] 1 建築物の外囲いに設けた出入り口。また、その構築物。かど。「—を閉ざす」 2 事物が必ず通る所。ある事のために通らなければならない過程。「合格への狭き—」「再審の—が開かれる」 3 ...