にく‐しょう【肉障】
唐の楊国忠(ようこくちゅう)が多くの美女を周囲に並べて、寒さ防ぎの屏風(びょうぶ)がわりにした故事。肉屏風。肉陣。
に‐しょう【二障】
仏語。悟りを妨げる二つの障害。心をかき乱す煩悩(ぼんのう)障と、正しい智慧が生じるのを妨げる所知障。
にんげん‐の‐あんぜんほしょう【人間の安全保障】
国家全体ではなく個々の人間に着目し、紛争・テロなどの恐怖や貧困などの欠乏から人々を解放し、自立するための能力を強化することによって、個人の生存・生活・尊厳を確保すること。→非伝統的安全保障
はく‐ないしょう【白内障】
水晶体が混濁して視力が低下する病気。瞳孔(どうこう)が白く見えるので、白そこひともいう。糖尿病や外傷によるもの、先天性のものなどがあるが、老人性のものが多く、手術により視力の回復を図る。
ばん‐しょう【万障】
いろいろの不都合な事情。種々の故障や差し支え。「—繰り合わせて出席する」
ひでんとうてき‐あんぜんほしょう【非伝統的安全保障】
国の領土や政治的独立に対する軍事的脅威に対して軍事力を用いて対抗する伝統的安全保障に対して、気候変動・テロリズム・海賊行為・貧困・金融危機・感染症などの非軍事的な脅威に政治・経済・社会的側面から...
へい‐しょう【屏障】
間を隔てたり、見えないようにしたりするために立てるもの。
ほ‐しょう【保障】
[名](スル)ある状態がそこなわれることのないように、保護し守ること。「国家の安全を—する」「社会—」
ほ‐しょう【歩障】
1 竹・木などで枠を作り、布帛(ふはく)を張り巡らした囲い。目隠しとしたり、女性が外出時に身をおおいかくしたりするのに用いたもの。 2 葬式の行列のとき、棺の左右をおおう布帛。
ま‐しょう【魔障】
仏語。仏道の修行の妨げをなすもの。また、悪魔。