ひと‐まわり【一回り】
[名](スル) 1 物のまわり、またはある範囲を、1回まわること。一周。一巡。「得意先を—する」 2 順番に従って最後の人にまでまわること。一巡。「打順が—する」 3 十二支が1回めぐる年数。1...
ひと‐み【一身】
からだ全体。全身。「虻(あぶ)…など出でて、目鼻ともいはず、—にとりつきて刺せども」〈宇治拾遺・三〉
ひと‐みち【一道】
[名・形動ナリ] 1 ただ1本の道。転じて、死出の道。「汝は—に向かひ給へ」〈記・中〉 2 ある一つの事に心を向けること。また、そのさま。ひとすじ。いちず。「かにかくに物は思はじ飛騨人(ひだひ...
ひと‐むかし【一昔】
もう昔のことになったと感じられるほどの過去。「もう—も前の話だ」「十年—」
ひと‐むき【一向き】
[名・形動]一つの方面に向かうこと。ただ一つの事に心を向けて、他を顧みないこと。また、そのさま。ひたむき。「お前には素直な—な善(よ)い素質がある」〈倉田・出家とその弟子〉
ひと‐むね【一棟】
一つの棟。1軒の建物。また、同じ棟。いっとう。「—の長屋」
ひと‐むら【一群/一叢】
1か所に集まりまとまっているもの。ひとかたまり。「—の雲」「—の薄(すすき)」
ひと‐むれ【一群れ】
群れ集まって一団となっていること。また、そのもの。いちぐん。「羊の—」
ひと‐め【一目】
1 一度だけ、または、ちょっとだけ見ること。「—見て気に入る」「—で正体を見破る」 2 一度に広い範囲を見渡すこと。「町が—で見渡せる」 3 目の中いっぱい。「涙を—受けて見おこせ給へる」〈源・須磨〉
ひと‐めぐり【一巡り/一周り】
[名](スル) 1 一度回ってもとに戻ること。ひとまわり。「公園を—する」 2 一周忌。一回忌。「けふは、なほ—にあたれりといふを聞きて」〈泊船集〉 [補説]作品名別項。→ひとめぐり