出典:gooニュース
新型コロナ以外の国内治験も進みmRNAワクチンが発展する【2025年の医療を予想する】#4
【2025年の医療を予想する】#4 コロナ禍の真っ最中に登場したのが「メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン」です。コロナウイルスの遺伝情報を持たせた合成mRNAを体内に打ち込むと、細胞に取り込まれてウイルスの抗原タンパク質を生産し、人体の免疫機能がそのタンパク質に対する抗体を作り出す、という仕組みです。
新型コロナmRNAワクチン3回目接種、高齢者でも免疫応答活性化
今回、新型コロナウイルス感染症のmRNAワクチンの3回目接種をした人を対象に、免疫記憶応答の年齢差を調べた。その結果、ウイルス感染細胞を殺傷する細胞傷害性T細胞(キラーT細胞)は3回目のワクチン接種で増加するが、高齢者は成人に比べ少ない値となった。
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