いか‐で【如何で/争で】
[副]《「いかにて」の音変化》 1 疑問を表す。どういうわけで。「今は—この若き人々おとなびさせむ」〈更級〉 2 反語を表す。どうして…か。「朽ちもせぬこの河柱のこらずは昔のあとを—知らまし」〈...
いか‐な・り【如何なり】
[動ラ変]《「いかにあり」から》 1 どのようだ。どんなだ。「かかる人々のすゑずゑ—・りけむ」〈源・末摘花〉 2 どういうわけだ。どうしてだ。「女君も—・るらむとおぼす」〈落窪・一〉 3 反語の...
いかなれ‐ば【如何なれば】
[連語]《動詞「いかなり」の已然形+接続助詞「ば」》 1 どういうわけで。「—かくおはしますならむ」〈源・葵〉 2 なぜか。どうしてか。「—、気色もうちかはり」〈浜松・四〉
いかに‐ぞ【如何にぞ】
[連語]《「ぞ」は係助詞》 1 状態・原因などについての疑問、または質問の意を表す。どうして。「そことなき恨みぞ常に思ほゆる—人のあらずなる頃」〈風雅・恋四〉 2 (次に来るべき「ある」を省略し...
うらみっ‐こ【恨みっこ】
互いに恨むこと。「どういう結果になっても—なしにしよう」
お‐とくい【御得意】
1 その人が得意とする技芸などを敬意を込めて、また、丁寧にいう語。また、それをからかっていう語。「どういう歌が—ですか」「また—の講釈が始まった」 2 その店の常連の客。ひいき。顧客。「店の—」
風(かぜ)の吹(ふ)き回(まわ)し
その時々の模様しだいで一定しないことにいう。その時々の加減。「どういう—か今日はいやに親切だ」
かち‐かん【価値観】
物事を評価する際に基準とする、何にどういう価値を認めるかという判断。「—の相違」
かん‐けい【関係】
[名](スル) 1 二つ以上の物事が互いにかかわり合うこと。また、そのかかわり合い。「前後の—から判断する」「事件に—する」 2 あるものが他に対して影響力をもっていること。また、その影響。「気...
しゅ‐み【趣味】
1 仕事・職業としてでなく、個人が楽しみとしてしている事柄。「—は読書です」「—と実益を兼ねる」「多—」 2 どういうものに美しさやおもしろさを感じるかという、その人の感覚のあり方。好みの傾向。...