なん‐ぞ【何ぞ】
[連語] 1 《代名詞「なに」に副助詞「ぞ」の付いた「なにぞ」の音変化》 ㋐漠然と物事をさす。なにか。「—おもしろいことはないか」「—用でもあるのか」 ㋑(下に助詞「の」を伴って)どんな。どう...
なん‐でも【何でも】
《代名詞「なに」に副助詞「でも」が付いた「なにでも」の音変化》 [副] 1 よくはわからないが。どうやら。「—近く結婚するらしい」 2 どうしても。ぜひ。「何が—やりぬこう」「あれは世間に重宝...
いか‐で【如何で/争で】
[副]《「いかにて」の音変化》 1 疑問を表す。どういうわけで。「今は—この若き人々おとなびさせむ」〈更級〉 2 反語を表す。どうして…か。「朽ちもせぬこの河柱のこらずは昔のあとを—知らまし」〈...
めん‐よう【面妖】
《「めいよ(名誉)」の変化した「めいよう」がさらに変化したもの。「面妖」は当て字》 [名・形動]不思議なこと。あやしいこと。また、そのさま。「—なこともあるものだ」 [副]どういうわけか。「...
しょく‐げん【飾言】
言葉を体裁よく飾ること。また、その言葉。「どういう角度から見ても、完全な悪だ。—の余地はない」〈中島敦・李陵〉
たれ‐の‐ひと【誰の人】
なんという人。どういう人。たれびと。「さ雄鹿の萩に貫き置ける露の白玉あふさわに—かも手に巻かむちふ」〈万・一五四七〉
ぜん‐たい【全体】
[名] 1 からだのすべての部分。全身。 2 あるひとまとまりの物事のすべての部分。「組織の—にかかわる問題」「—の構造を把握する」「画用紙の—を使って描く」「—像」 [副] 1 もともと。...
どう‐した
[連体]《副詞「どう」+動詞「する」の連用形+助動詞「た」から》どのような。どういう。「—わけか成績が下がった」「返事がないのは—のか」
しゅ‐み【趣味】
1 仕事・職業としてでなく、個人が楽しみとしてしている事柄。「—は読書です」「—と実益を兼ねる」「多—」 2 どういうものに美しさやおもしろさを感じるかという、その人の感覚のあり方。好みの傾向。...
どっち‐みち【何方道】
[副]どういうふうにしても、結局はある状態になることを表す。どちらにしても。いずれにしても。どのみち。「今から急いでも—間に合わない」