かつやく‐きん【括約筋】
収縮によって管状や環状の器官を閉じる作用をする筋肉。肛門・幽門・尿道などにあって内容物の排出を調節するものや、瞳孔にあって虹彩の絞りを調節するものなど。
ひれ【鰭】
1 魚類や水生哺乳類の遊泳のための器官。魚類では体の正中線上にあって対をなさない背びれ・しりびれ・尾びれと、体側にあって対をなす胸びれ・腹びれがある。 2 日本建築で、懸魚(げぎょ)・鬼板などの...
ど‐だい【土台】
[名] 1 木造建築の骨組みの最下部にあって、柱を受け、その根本をつなぐ横材。建物の荷重を基礎に伝える。 2 建築物の最下部にあって、上の重みを支えるもの。基礎。「—石」 3 物事の基礎。物事...
に‐や
[連語] 《断定の助動詞「なり」の連用形+係助詞「や」》 1 ㋐文中にあって連体形の結びを伴う用法。…で…か。「朝夕の宮仕へにつけても、人の心をのみ動かし、恨みを負ふつもり—ありけむ」〈源・桐...
ぞ‐も
[連語]《係助詞「ぞ」+係助詞「も」。古くは「そも」とも》 1 文中にあって、その付く語を感動を込めて強く示す意を表す。「これ」を受ける文末の活用語は原則として連体形をとる。…はまあ。「いかにあ...
かわ【皮】
1 動植物の肉・身を包んでいる外側の膜。表皮。「みかんの—をむく」「鮫(さめ)の—」「魚の—をはぐ」 2 物の表面にあって、中身を覆ったり包んだりしているもの。「饅頭(まんじゅう)の—」 3 物...
かん‐さいぼう【間細胞】
組織中にあって、その組織の細胞群とは異なる働きをする細胞。精巣中にあって雄性ホルモンを分泌する細胞など。
上知(じょうち)と下愚(かぐ)とは移(うつ)らず
《「論語」陽貨から》最上の知者は悪い境遇にあっても堕落せず、最下の愚者は、どんなによい境遇にあっても向上しない。
豆(まめ)を煮(に)るに萁(まめがら)をたく
《魏の曹植(そうしょく)が兄の曹丕(そうひ)(文帝)から、七歩あゆむ間に詩を作らねば罰すると言われ、「まめがらは釜の下にあって燃え、豆は釜中(ふちゅう)にあって泣く、本これ同根より生ず」と歌った...
アイソザイム【isozyme】
同一の生物種にあって同一の反応を触媒するが、化学構造が異なる酵素。同位酵素。イソ酵素。イソチーム。