ラトビア西部、クルゼメ地方の町。13世紀にリボニア騎士団領となり、14世紀にハンザ同盟に加わった。その後、クールラント公国の首都が置かれて発展。街中を流れるベンタ川には、幅110メートル、落差2メートルの滝がある。13世紀創設でバロック様式のパイプオルガンがある聖カトリーナ教会、1900年にパリ万博のロシアパビリオンを移築したクルディーガ地域博物館がある。20世紀の大戦の被害や近代的な都市開発の影響を受けなかったため、伝統的な街並みがよく残っている。2023年、「クルディーガの旧市街」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。クルディガ。