出典:青空文庫
・・・に処無きに至りて世に亡きものに極りぬ。三年の祥月命日の真夜中とぞ・・・ 泉鏡花「一景話題」
・・・と溢れたと言う。……亡きあとでも、その常用だった粗末な手ぶんこの・・・ 泉鏡花「怨霊借用」
・・・織次の亡き親父と同じ夥間の職人である。 此処からはもう近い。この・・・ 泉鏡花「国貞えがく」
出典:gooニュース
亡き妻に娘の晴れ姿 珠洲の瀬戸さん、二十歳のつどい出席
珠洲市の式典には、同市飯田町の自宅が能登半島地震で全壊した瀬戸貴光さん(55)が、2022年9月に53歳で亡くなった妻の智佳子さんの遺影を持って出席し、一人娘で金沢学院大文学部2年の彩紀子さん(20)の晴れ姿に涙した。 瀬戸さんは「智佳子を連れてこれた。ささやかな喜びです」と涙を拭い、彩紀子さんは「お母さんが楽しみにしていた。見ててくれているんじゃないかな」と喜んだ。
亡き娘、描かれた振り袖姿 宮城・石巻、東日本大震災14年
振り袖姿の娘が優しくほほえんでいる。宮城県石巻市の佐藤美香さん(49)は12日、東日本大震災で亡くなった長女愛梨ちゃん=当時(6)=が出席するはずだった20歳の成人式会場で1枚の絵を受け取った。「送り出したあの日ぶりに会えた」。震災からまもなく14年。幼稚園の時の無邪気な顔しか想像できなかった娘が、絵の中で「成人」になっていた。 「式をたくさん重ねさせてあげたかった」。美香
亡き家族しのび、思い伝える=東北・能登と交流も―震災遺児の集い・神戸
阪神大震災と東日本大震災、能登半島地震で親を亡くした震災遺児らによる追悼集会が11日、遺児らの心のケアをする施設「神戸レインボーハウス」(神戸市東灘区)で開かれた。「被災したつらさは変わらない」「伝えられることは後世に伝えたい」。参加者は家族をしのび、それぞれの経験や将来への思いを分かち合った。 阪神大震災から30年となるのを前に、施設を運営する「あしなが育英会」(東京都千代田区
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