せん‐ぼん【千本】
1本の千倍。転じて、本数が非常に多いこと。「—ノック」
せんぼん‐ごうし【千本格子】
縦の目が細かい格子。店先などに用いる。
せんぼん‐しめじ【千本占地】
シメジ科のキノコ。秋、雑木林に生え、塊状の株から小さいキノコが多数出る。食用。釈迦(しゃか)しめじ。《季 秋》
せんぼん‐づき【千本搗き】
新しい置き土の上などを、棒で何度も搗いて固めること。
せんぼん‐どおり【千本通り】
京都市街地西部を南北に縦貫する幹線道路の呼び名。一部はかつての朱雀大路にあたるが、平安中期以降は右京が廃れ、京都の中心が東に移ったため、市街西端の通りとなった。全長約17キロ。
せんぼん‐ねんぶつ【千本念仏】
京都市上京区の引接寺(いんじょうじ)(千本閻魔堂)で、古くは3月に行われた念仏法会。現在は5月下旬、念仏狂言を主として行われる。壬生(みぶ)狂言・嵯峨大念仏とともに、京都三大念仏の一。閻魔堂大...
せんぼん‐ノック【千本ノック】
1 野球の守備練習の一つ。打たれたボールの捕球と送球を、繰り返しひたすら続けるもの。 2 (比喩的に)同じ、または似た作業を延々と続けること。また、同じことを何度も繰り返すこと。
せんぼん‐まつばら【千本松原】
静岡県沼津市の海岸。造林されたクロマツの茂る砂丘が続く。千本浜。千本松。
せんぼん‐やり【千本槍】
キク科の多年草。草原に生える。葉は根際につき、春と秋に形の異なる花をつける。春の花はタンポポに似て、白色で裏側は淡紫色を帯びる。秋の花は管状花だけからなる閉鎖花で槍を思わせる。むらさきたんぽぽ。
ち‐もと【千本】
樹木などが、数えきれないほど多いこと。せんぼん。「—の桜を植ゑ置き」〈謡・西行桜〉