け‐みょう【仮名】
1 仮につけた名。かめい。⇔実名(じつみょう)。 2 元服のときに烏帽子親(えぼしおや)につけてもらう呼び名。通称。俗称。「其の—実名分明ならず」〈平家・一一〉 3 仏語。実体のないものに、仮に...
名(な)を正(ただ)・す
1 《「論語」子路から》君臣・父子などの名分を正す。 2 正邪の判断を下す。「うき世をば今ぞ別るるとどまらむ名をばただすの神にまかせて」〈源・須磨〉
にしき‐の‐みはた【錦の御旗】
1 赤地の錦に、日月を金銀で刺繍(ししゅう)したり、描いたりした旗。鎌倉時代以後、朝敵を征討する際に官軍の旗印に用いた。錦旗(きんき)。 2 自分の行為・主張などを権威づけるために掲げる名分。「...
めい‐ぎ【名義】
1 名前。特に、書類などに所有者・責任者などとして表立って記される名前。「妻の—で預金する」「—を借りる」 2 名に応じて、守るべき義理。名分。「—を立てる」 3 表向きの理由。名目。「教育費に...
ランブル‐シート【rumble seat】
昔の二人乗り乗用車で、後部にある1〜2名分の畳み込み式の補助席。
りゅうししんろん【柳子新論】
江戸中期の思想書。1巻。山県大弐著。宝暦9年(1759)成立。柳子という架空の人物に託し、朱子学的大義名分論の立場から幕府を批判し、勤王思想を主張した書。