1. 深山に住むという妖怪山伏姿で、顔が赤くて鼻が高く、背に翼があり、手には羽団扇 (はうちわ) 太刀金剛杖を持つ。神通力があって、自由に飛行するという。鼻の高い大天狗烏天狗などがある。各地に天狗にまつわる怪異な話が伝承されており、山中で起こる種々の不思議な現象は、しばしば天狗のしわざであるとされる。

  1. 1が鼻の高いところから》自慢すること。うぬぼれること。高慢なこと。また、その人。「—の鼻をへし折る」「釣り—」

  1. 《「てんく」とも》落下の際に大音響を伴う、非常に大きな流星。天狗星 (てんぐせい) 。

出典:青空文庫

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