あげ‐どき【揚げ斎】
1 最終年忌の法事。とむらいあげ。 2 遺族が寺に出向いて経をあげてもらう簡単な法事。揚げ法事。
いっしゅう‐き【一周忌】
人が死亡して、満1年後の忌日。また、その日に行う法事。一回忌。一年忌。小祥忌(しょうしょうき)。
うれつき‐とうば【梢付き塔婆】
最終の年忌法要の日に立てる、枝葉のついたままの生木の塔婆。葉付き塔婆。
おなつ‐せいじゅうろう【お夏清十郎】
姫路の宿屋但馬屋(たじまや)の娘お夏と手代の清十郎。寛文2年(1662)ごろ駆け落ちしようとして捕らえられ、清十郎は刑死、お夏は狂乱した。この事件を題材とした作品に、井原西鶴「好色五人女」、近松...
おん‐き【遠忌】
1 五十年忌、百年忌など、没後に長い期間を経て行われる年忌。 2 仏教諸宗派で、宗祖や中興の祖などの五十年忌ののち、50年ごとに遺徳を追慕して行う法会。
かい‐き【回忌】
《「年回忌」の略》人の死後、毎年回ってくる祥月(しょうつき)命日。満1年目を一回忌または一周忌、満2年目を三回忌または三周忌、以後は、七・十三・三十三・五十・百回忌などといい、供養を行う。年忌。周忌。
き【忌】
[常用漢字] [音]キ(漢) [訓]いむ いまわしい 1 いやなこととして避ける。恐れはばかる。「忌諱(きき・きい)・忌憚(きたん)・忌避/禁忌・嫌忌・猜忌(さいき)」 2 死者の命日。「忌日(...
き‐さい【忌祭】
故人の年忌の祭り。
ぎょ‐き【御忌】
1 天皇・皇后などの年忌の法会(ほうえ)。転じて、貴人や宗派の開祖の忌日に行う法会。ごき。 2 浄土宗の寺院で毎年行う法然の年忌の法会。江戸時代以前は正月に行われたが、現在は4月に修する。京都知...
結構(けっこう)を尽(つ)く・す
ぜいたくを尽くす。「五十年忌の法事をいとなみ、旦那寺を招待し、—・す」〈黄・見徳一炊夢〉