出典:gooニュース
【震災・原発事故14年】2051年廃炉「できない」60% 工程表の明示課題 原発の全国世論調査
国や東電の廃炉の取り組みへの評価は【グラフ(2)】の通り。「あまり」を含め、「評価しない」が58%となった。前年の調査より7ポイント増えており、遅れやトラブルが目立つ作業に対し国民の疑問も高まりつつある状況がうかがえる。廃炉作業や原発事故の現状への関心については「どちらかといえば」を含めて「関心がある」が76%となり、前年調査とほぼ同じ水準となった。
廃炉工程、新段階に=デブリ初採取も、本格回収めど立たず―事故から14年・福島第1原発
デブリの試験的取り出しに着手したことで、政府と東電が策定した工程表では廃炉作業の最終段階である「第3期」に入った。ただ、51年までとした廃炉完了への道のりはいまだに見通せていない。高原副所長は「今後はデブリ取り出しに向けた作業が注目されていくと思うが、処理水の海洋放出など、全ての作業に気を緩めず対応していくことに変わりない」と話した。
「廃炉の絵姿は描けていない」福島第一原発の廃炉作業…春に2回目の燃料デブリの採取に着手 2051年までの廃炉完了を掲げ作業進む
2024年、燃料デブリの採取により廃炉の最終段階「第3期」に入りましたが、廃炉と汚染水対策の最高責任者である東京電力の小野明プレジデントは、「廃炉の絵姿は描けていない」としています。東京電力廃炉・汚染水対策最高責任者の小野明プレジデント:(廃炉の)絵姿を描くだけの情報が集まっていないと思いますので、これをなるべく早く集めていくのが一番大事なポイントかと思います。
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