くり【栗】
ブナ科の落葉高木。山地に生え、葉は長楕円形で先がとがる。6月ごろ、黄白色のにおいの強い雄花の穂をつけ、その基部に雌花をつける。種子はふつう3個、いがに包まれた実を結ぶ。種子は食用、材は枕木や建材...
くり‐あん【栗餡】
蜜漬けの栗を細かく刻み入れた白餡。また、蒸した栗を裏ごしして練った餡。
くり‐いし【栗石】
土木建築用の直径10〜15センチぐらいの石。多く基礎材として使う。
くり‐いも【栗芋】
栗の実のように水分が少ないサツマイモ。
くり‐いろ【栗色】
栗の実の皮のような焦げ茶色。「—の髪」
くりいろ‐ど【栗色土】
温帯の、半乾性草原に発達する土壌。上層は栗色、下層は褐色で柱状構造が発達し、炭酸石灰が集積する。
くり‐うめ【栗梅】
染め色の名。紫がかった栗色。
くり‐かた【栗形】
刀の鞘(さや)の鯉口(こいぐち)の近くにつけた、栗の実を半切りにした形状のもの。穴があって下げ緒を通す。
くり‐かのこ【栗鹿の子】
求肥(ぎゅうひ)などを小豆のこしあんで包んで丸め、周囲に栗の蜜煮をつけた和菓子。《季 秋》
くり‐カボチャ【栗カボチャ】
⇒西洋カボチャ