出典:gooニュース
フランスの「核の傘」で欧州防衛が"無理筋"なワケ
これは、ドイツ連邦議会選挙を前に、同国の次期首相と目されるキリスト教民主同盟(CDU)のフリードリヒ・メルツ代表が「アメリカは欧州の安全に興味がない」「フランスの『核の傘』の下に入ることも検討」と述べたことに呼応している。
フランスの“核の傘”構想【日曜安全保障】
フジテレビ・能勢伸之特別解説委員:ロシアのラブロフ外相は、フランスの核の傘構想を「脅威」と述べる一方、「3つか4つの核爆弾で全てを守ろうと考えるのは滑稽」とするなど発言が一貫しません。米露交渉では対象になりにくい上、西側のヨーロッパ諸国独自の安保体制構築につながりかねないフランスの核の傘構想への対処を考えあぐねているのかもしれません。
「フランスによる核の傘」マクロンはできるのか
フランスにある核で「欧州の核の傘」で防衛し、その核でロシアの核攻撃を抑止しようという。 マクロンという支持率の低い大統領、そしてバイルというスキャンダルで揺れる首相、いずれもすでに多くのフランス国民の信頼を裏切っていて、救国どころか自らの地位の命乞いをしなくてはならない状態だ。 2025年1月の世論調査では支持率が21%と、2017年の大統領就任以来最低を記録している。
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