出典:gooニュース
日米の宇宙非核決議案、否決=ロシア「策略」と拒否権―国連安保理
なぜそれを再確認する決議案を支持しないのか」と批判。山崎和之国連大使も「現在、そして未来の人々に送りたかった重大なメッセージを沈黙させた」とロシアを非難した。 これに対しロシアのネベンジャ国連大使は「(日米は)われわれが国際条約を守っていないかのように見せようとしている」と反発。宇宙空間の利用に関する独自の安保理決議案を近く提出すると明らかにした。
宇宙空間に核配備禁止の決議案、国連安保理で否決…ロシアが拒否権行使「ばかげている」
【ニューヨーク=金子靖志】国連安全保障理事会は24日、宇宙空間に核兵器を配備しないよう各国に求める初の決議案を採決した。全15理事国のうち13か国が賛成したが、ロシアが拒否権を行使し、否決された。中国は棄権した。 決議案は、ロシアが宇宙空間で人工衛星を攻撃する能力の開発を進めていることを踏まえ、日本と米国が主導し、計65か国が共同提案国となった。
宇宙非核決議案の否決「遺憾」=官房長官
林芳正官房長官は25日の記者会見で、宇宙空間に核兵器を配備しないよう各国に求める決議案が国連安全保障理事会で否決されたことについて「遺憾だ」と述べた。 林氏は「宇宙空間が核兵器のない領域であり続けるべきだ。安定的で持続可能な宇宙空間の利用のため国際的なルールづくりに関する議論に積極的に取り組む」と強調。ロシアの拒否権行使は「残念」と語った。
もっと調べる