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辞書
1 雨風が吹きつけること。また、その雨。
「—が静かに窓に音を立てた」〈白鳥・泥人形〉
2 水などが細かく飛び散ること。また、その水滴。飛沫 (ひまつ) 。「波の—が掛かる」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
しぶきあめ【繁吹き雨】
激しく吹きつけて降る雨。
しぶきごおり【繁吹き氷】
強風で飛ばされた波しぶきが、湖畔や河畔の樹木・岩などに付着して凍ったもの。猪苗代湖などで冬の風物詩とされる。
出典:青空文庫
・・・る音し磯打つ波砕けて飛沫雨のごとし。人々荒跡を見廻るうち小舟一艘・・・ 国木田独歩「源おじ」
・・・奥さんの小言の飛沫は年長のお嬢さんにまで飛んで行った。お嬢さんは・・・ 島崎藤村「岩石の間」
・・・しかし、岩のようだ。飛沫を浴びて、歯を食いしばっている――。ずい・・・ 太宰治「虚構の春」
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