たいしんか【耐震化】
[名](スル)強い地震でも建造物が倒壊、損壊しないように補強すること。そのような構造に造りかえること。「学校の—工事」
たいしんきょうど【耐震強度】
建物の地震に対する強さのこと。昭和56年(1981)に建築基準法施行令が改正され、現行の新耐震基準が定められた。同基準では、震度5強程度の地震ではほとんど損傷を生じず、震度6強から7程度の大地震でも人命に危害を及ぼすような倒壊等の被害を生じない強度を目標とすることが求められる。 [補説]平成17年(2005)、建築士が構造計算書を偽造し、震度5強程度の地震で倒壊するおそれのあるマンションが建設・販売された、耐震強度偽装問題(構造計算書偽造問題)が発覚。住居・商業施設・公共施設などの耐震性能に対する関心が高まった。
たいしんけんちく【耐震建築】
地震の際の震動に耐えうるように構築された建物。
出典:gooニュース
三井住友建設マンション、耐震に不備 下関市「こんなケースは初」
三井住友建設(東京都)が2006年に山口県下関市内に建設したマンションで、耐震性を高めるため柱と壁の間に設ける構造スリットを構造図面通りに施工していなかったことが判明した。同社は不備を認め「可及的速やかに是正する」としている。工事には住民の一時転居が伴うとみられ、下関市建築指導課は「こんなケースは初めてで、あってはならないことだ」と同社を指導する姿勢を示した。
“耐震安全性”合致せず 静岡市役所清水庁舎の「津波避難ビルの指定」2025年3月1日に解除
解除の理由について、津波避難ビル指定の要件の1つである「耐震診断により耐震安全性が確認されていること」に合致しなくなったためとしています。清水庁舎の津波避難ビル解除後の避難先として、清水庁舎から徒歩約3分の場所にある「清水産業・情報プラザ」を挙げています。「清水産業・情報プラザ」は津波避難ビルに指定されていて、収容人数は約1300人です。
老朽化や耐震性の問題抱える静岡市の清水庁舎 市議会の総括質問で論戦
また、市が検討を進めている耐震補強や老朽化に伴う設備改修の内容と、今後のスケジュールについては ●難波喬司市長: 「耐震補強については、庁舎の執務空間を損なわないよう配慮しながら、補強部材の強度や配置などの検討を行っている。
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