謀り（たばかり）とは？意味・読み方・使い方

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た‐ばかり【^▽謀り】
の解説

１思いめぐらすこと。思案。工夫。
1. 「鍵なければ、開くべき—をしつつ」〈宇津保・蔵開上〉

２だますこと。また、はかりごと。謀略。
1. 「この女の—にや負けむとおぼして」〈竹取〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

謀りの慣用句・熟語(1)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

たばかりごと【謀り事】

はかりごと。謀計。謀略。「博打 (ばくち) 責められ困 (こう) じて、かの—を申す」〈宇津保・忠こそ〉

謀りの前後の言葉

謀りの例文(12)

出典：青空文庫

･･･観音丸は、乗客の便を謀りて、午後六時までに越後直江津に達し、同所･･･泉鏡花「取舵」
･･･だこの二人ただ自殺を謀りしとのみのたもうか、げに二郎と十蔵とは自･･･国木田独歩「おとずれ」
･･･たるは、女性の為めに謀りて千載の憾と言うも可なり。一　女は容より･･･福沢諭吉「女大学評論」

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