油(あぶら)を絞(しぼ)・る
1 過ちや失敗を厳しく責める。「さんざん—・られた」 2 ひどい苦労をする。「親が身の—・って獲(え)た金を」〈二葉亭・平凡〉
えんま‐そつ【閻魔卒】
閻魔王に使われて、罪人を責めるという鬼。獄卒。阿防羅刹(あぼうらせつ)。
かれん‐ちゅうきゅう【苛斂誅求】
《「誅」は責める意》情け容赦もなく、税金などを取り立てること。「—を事とせぬ政治家の皆無だった当時」〈中島敦・弟子〉
かん‐ほつ【勘発】
《「かんぼつ」とも》過失を責めること。譴責(けんせき)。「何の故ありてかかる僻事(ひがごと)を申して事を壊(やぶ)らんとするぞと—し」〈今昔・二四・二九〉
きっ‐さき【切っ先/鋒】
《「きりさき」の音変化》 1 刃物の先端。刀のはさき。「胸元に—を突きつける」 2 とがらせた物の先端。 3 相手を責める言葉などの調子。「批判の—が鈍る」
きつ‐なん【詰難】
[名](スル)問いつめて責めること。難詰。
ぎり‐ぜめ【義理責め】
義理をたてに責めること。「残酷な武士道の—などが少なくって」〈谷崎・蓼喰ふ虫〉
くじざいにん【鬮罪人】
狂言。祇園会の山鉾(やまぼこ)に、鬼が罪人を責める場面を出すことになり、くじで役割を決めるが、鬼を引いた太郎冠者が罪人役の主人をたたく。
けん‐せき【譴責】
[名](スル) 1 しかり責めること。不正や過失などを厳しくとがめること。「不注意によるミスを—する」 2 懲戒処分のうち最も軽いもの。職務上の義務違反について警告し、将来を戒めること。現在、法...
けん‐ど【譴怒】
怒って責めること。しかりつけること。譴責。