あく‐しゅう【悪習】
悪い風習。悪い習慣。悪弊。「—に染まる」
あしいれ‐こん【足入れ婚】
1 婚姻成立祝いをしただけで嫁は実家に帰って、婿が泊まりに通う妻問(つまど)い婚の形を一定期間とったのち、嫁が婿方の家へ移るもの。あしいれ。 2 内祝言の後、嫁が婿方に移り住む風習。あしいれ。
あま‐ちゃ【甘茶】
1 ヤマアジサイの変種。山地に生え、高さ約70センチ。夏、周囲に数個の装飾花をもつ花をつける。葉は乾かすと甘みが出るので飲用にする。こあまちゃ。あまくさ。 2 アマチャまたはアマチャヅルの葉を乾...
あやっ‐こ【綾っ子】
生まれた子を初めて宮参りさせるとき、鍋墨(なべずみ)や紅で額に×印や「犬」の字などを書く風習。魔よけや子の成長を願うためという。
い‐きょう【遺響】
あとに残る響き。余韻。転じて、後世に残る風習や教え。
い‐しき【遺式】
昔から伝わっている慣例・風習。
いじん‐かんたい【異人歓待】
放浪する宗教者や遠来の客人を、神の化身とみなして歓待する風習。ホスピタリティー。
いなり‐こう【稲荷講】
1 稲荷を信仰する人たちが祭礼や参詣のために組織する団体。《季 春》 2 江戸市中の稲荷小社の祭りに、子供が数人で狐を描いた絵馬板を持ち、家ごとに銭を請い歩いた風習。
いにしえ‐ぶり【古振り/古風】
昔の風習・様式。昔風なやり方。「—の物まなびなどすると見えて」〈滑・浮世風呂・三〉
い‐ふう【異風】
1 普通と異なった風俗・風習。 2 普通でない姿。異体。異俗。