あぶつ‐に【阿仏尼】
[?〜1283]鎌倉中期の女流歌人。平度繁(たいらののりしげ)の養女。出家して阿仏尼、また北林禅尼とも。安嘉門院に仕え、安嘉門院四条ともいった。のち、藤原為家(ふじわらのためいえ)の後妻となり、...
アブド‐アッラフマーン【‘Abd al-Raḥmān】
(1世)[731〜788]後ウマイヤ朝の始祖。在位756〜788。スペインのコルドバを中心にウマイヤ朝を再建、フランク王国カール大帝の遠征軍を破って王国の基礎を固めた。 (3世)[889〜9...
アブラハム【Abraham】
《多くの人々の父の意》旧約聖書に記されるイスラエルの民の祖。コーランでは、アラブ族の祖。初めアブラムと称した。
アブー‐バクル【Abū Bakr】
[573ころ〜634]イスラム教の初代正統カリフ。在位632〜634。預言者ムハンマド没後の教団分裂の危機を乗り切り、のちの発展の基礎をつくった。
オルテリウス【Abraham Ortelius】
[1527〜1598]ベルギーの地図学者。1570年に出版した「世界の舞台」は、世界最初の近代的地図帳。
ガザーリー【Abū Hāmid al-Ghazālī】
[1058〜1111]イスラム聖法学者・神学者・神秘思想家。ラテン語名アルガゼル。哲学を批判して正統神学を擁護し、他方ではそれを神秘主義と結合してイスラム教の再興を図った。ガッザーリー。
デボーリン【Abram Moiseevich Deborin】
[1881〜1963]ロシアの哲学者。ロシア革命後共産党に入党、「マルクス主義の旗の下に」誌を主宰。1920年代のソ連哲学界の重鎮であったが、のちにスターリンによってその観念論的傾向を批判された...
ラーマン【Tungku Abdul Rahman】
[1903〜1990]マレーシアの政治家。1957年、マラヤ連邦の独立とともに首相に就任。1963年にはマレーシア連邦の結成に成功して初代首相となったが、1970年に内紛により辞任。