いいおか‐の‐すけごろう【飯岡助五郎】
[1792〜1859]江戸後期の博徒(ばくと)。相模(さがみ)の人。下総(しもうさ)国飯岡(千葉県旭市東部)で飯岡浜一帯を縄張りとし、笹川繁蔵と勢力争いをした。講談・浪曲「天保水滸伝(てんぽうす...
いいお‐そうぎ【飯尾宗祇】
⇒宗祇(そうぎ)
いいざわ‐ただす【飯沢匡】
[1909〜1994]劇作家。和歌山の生まれ。文化学院卒。本名、伊沢紀(ただす)。社会を風刺した喜劇で活躍。作品に「もう一人のヒト」など。「二号」で岸田演劇賞、「五人のモヨノ」で読売文学賞、「夜...
いいじま‐いさお【飯島魁】
[1861〜1921]動物学者。静岡の生まれ。東大教授。海綿・人体寄生虫・鳥など広範囲にわたる研究を行い、日本の近代動物学の基礎を築いた。著「動物学提要」など。
いいじま‐こういち【飯島耕一】
[1930〜2013]詩人・評論家。岡山の生まれ。昭和31年(1956)年、大岡信らとシュルレアリスム研究会を結成。のち、詩作のほか評論や小説など幅広く執筆活動を行った。詩集「ゴヤのファースト・...
いいだ‐たけさと【飯田武郷】
[1828〜1900]幕末・明治の国学者。信濃国高島藩士。平田篤胤(ひらたあつたね)没後その門に入り、尊王運動にも参加。著「日本書紀通釈」など。
いいだ‐ただひこ【飯田忠彦】
[1800〜1860]江戸末期の歴史家・勤皇家。周防(すおう)の人。安政の大獄で謹慎処分。その後、桜田門外の変で取り調べを受け自刃。著「大日本野史」など。
いいだ‐だこつ【飯田蛇笏】
[1885〜1962]俳人。山梨の生まれ。本名、武治。別号、山廬(さんろ)。早大中退。高浜虚子に俳句を学び、「ホトトギス」に参加。俳誌「雲母(うんも)」を主宰。句集に「山廬集」「霊芝」「白岳」「...
いいだ‐りゅうた【飯田竜太】
[1920〜2007]俳人。山梨の生まれ。蛇笏(だこつ)の四男。俳誌「雲母(うんも)」を蛇笏から継承して主宰。自然を叙情的に表現した作品を残し、俳壇の第一人者として活躍した。句集「忘音(ぼうおん...
いいとよあお‐の‐ひめみこ【飯豊青皇女】
履中天皇の皇孫。市辺押磐(いちのべのおしいわ)皇子の王女。清寧天皇没後に一時、政務を執ったので飯豊天皇とも称されたが世代には数えない。青海皇女(あおうみのみこ)。