クレメンティ【Muzio Clementi】
[1752〜1832]イタリアの作曲家・ピアノ奏者。近代的ピアノ奏法を確立し、多くのピアノソナタを作曲。
クレー【Paul Klee】
[1879〜1940]スイスの画家・銅版画家。ドイツで活躍。豊かな想像力により、明澄な詩情をたたえた抽象画を描いた。
クレール【René Clair】
[1898〜1981]フランスの映画監督。詩情や風刺に富んだ作風。代表作「イタリア麦の帽子」「巴里の屋根の下」「自由を我等に」など。
くろい‐せんじ【黒井千次】
[1932〜 ]小説家。東京の生まれ。本名、長部舜二郎(おさべしゅんじろう)。「内向の世代」の作家の一人。富士重工勤務のかたわら、企業の労働者を描いた「時間」を執筆。他に「群棲(ぐんせい)」「カ...
クロイソス【Kroisos】
[?〜前546]リディア王国最後の王。在位、前560ころ〜前546。小アジアのギリシャ人を征服し、巨万の富を築いた。のち、ペルシアに敗れ、アポロンに助けられたという。
くろいわ‐じゅうご【黒岩重吾】
[1924〜2003]小説家。大阪の生まれ。社会派の推理小説の第一人者として活躍し、後年は日本古代史を題材とした歴史小説の新分野を切り開いた。「背徳のメス」で直木賞受賞。他に「休日の断崖」「天の...
くろさわ‐きんこ【黒沢琴古】
[1710〜1771]尺八琴古流の流祖。初世。筑前の人。各地の尺八曲を収集・整理して琴古流の基礎を築いた。
くろずみ‐むねただ【黒住宗忠】
[1780〜1850]江戸後期の神道家。黒住教の教祖。備前国御野郡の禰宜(ねぎ)で、大病の回復と神秘体験を得て回心、黒住教を開いた。
くろだ‐よしたか【黒田孝高】
[1546〜1604]安土桃山時代の武将。播磨(はりま)の人。初姓、小寺。通称官兵衛。法号、如水。織田信長に仕え、信長死後、羽柴秀吉の統一事業の参謀として活躍。秀吉の死後、関ヶ原の戦いでは徳川方...
クローチェ【Benedetto Croce】
[1866〜1952]イタリアの哲学者・歴史家。マルクスの批判的検討を通してヘーゲル主義に至る。政治的にはファシズムに反対して自由主義の立場をとった。著「歴史叙述の理論と歴史」「一九世紀ヨーロッ...