えん‐ばい【袁枚】
[1716〜1797]中国、清代の文人。字(あざな)は子才。号は簡斎・随園老人。詩は格式にとらわれず、自己の性情を自由に表現すべきものと性霊(せいれい)説を主張。食通としても知られ、「随園食単」...
エンプソン【William Empson】
[1906〜1984]英国の批評家・詩人。ケンブリッジ大学在学中に書いた評論「曖昧の七つの型」で、ニュークリティシズムへの道を開いた。詩風は難解。日本の大学で教鞭(きょうべん)をとったこともある...
エンペドクレス【Empedoklēs】
[前493ころ〜前433ころ]古代ギリシャの哲学者・詩人・政治家・医師。シチリア島の生まれ。万物は地・水・火・風の4元素からなり、愛と憎が動力因として働き、結合分離・生成消滅があると説いた。著「...
えんゆう‐てんのう【円融天皇】
[959〜991]第64代天皇。名は守平(もりひら)。村上天皇の第5皇子。在位969〜984。
エンリケ【Henrique】
ポルトガル王子ヘンリーのこと。エンリケ航海王子。
えん‐りっぽん【閻立本】
[?〜673]中国、唐代初期の画家。陝西(せんせい)省万年の人。人物画にすぐれた。唐太宗に仕え、「秦王府十八学士図」などを描いた。「歴代帝王図巻」が現存する。
エーコ【Umberto Eco】
[1932〜2016]イタリアの記号論学者・小説家。トマス=アクィナス研究から出発。小説「薔薇(ばら)の名前」は世界的ベストセラーとなった。他に「不在の構造」「フーコーの振り子」「記号論」など。...
エーベルト【Friedrich Ebert】
[1871〜1925]ドイツの政治家。1918年社会民主党党首としてドイツ帝国の最後の宰相に就任。1919年のドイツ革命に際しては、軍部・保守派と結んで革命派を弾圧。臨時政府主班を経て、ワイマー...
カルーソー【Enrico Caruso】
[1873〜1921]イタリアのオペラ歌手。テノールの幅広い声量、表情豊かな演技で、20世紀初頭のオペラ黄金時代を築いた。
グラナドス【Enrique Granados y Campiña】
[1867〜1916]スペインの作曲家・ピアノ奏者。民族音楽を生かし、近代スペイン音楽を発展させた。作品にオペラ「ゴイエスカス」、ピアノ曲「スペイン舞曲」など。