ぐさい【救済】
[1282?〜1376?]鎌倉末期・南北朝時代の連歌師。俗称、侍従房・侍公。和歌を冷泉為相(れいぜいためすけ)に、連歌を善阿に学んだ。二条良基と「菟玖波集(つくばしゅう)」を編集、「連歌新式」を...
けい‐とう【恵棟】
[1697〜1758]中国、清の学者。呉(江蘇省)の人。字(あざな)は定宇。号、松崖。父祖を継いで、漢学を研究し、漢代の易学を復興させた。著「周易述」「易漢学」「九経古義(きゅうけいこぎ)」など。
こう‐けい【高啓】
[1336〜1374]中国、元末・明初の詩人。蘇州(江蘇省)の人。字(あざな)は季迪(きてき)。号、青邱(せいきゅう)。江南の風物・農民生活を描いた叙景詩や、歴史・伝説に取材した幻想的な詩を残す。
こう‐し【孔子】
[前552〜前479]中国、春秋時代の学者・思想家。魯(ろ)の陬邑(すうゆう)(山東省曲阜(きょくふ))に生まれる。名は丘(きゅう)。字(あざな)は仲尼(ちゅうじ)。諡(おくりな)は文宣王。早く...
こうほ‐ひつ【皇甫謐】
[215〜282]中国、西晋の学者。安定・朝那(甘粛省)の人。字(あざな)は士安(しあん)。号、玄晏(げんあん)先生。その学は百家に通じ、「帝王世紀」「高士伝」「列女伝」などを著した。また「甲乙...
し‐こうてい【始皇帝】
[前259〜前210]中国、秦の初代皇帝。名は政。前221年、中国を統一して絶対王制を敷いた。郡県制の実施、度量衡・貨幣の統一、焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)による思想統一、万里の長城の修築、阿房...
しし【子思】
[前483ころ〜前402ころ]中国、春秋時代の学者。魯(ろ)(山東省)の人。孔子の孫。名は伋(きゅう)。子思は字(あざな)。曽子(そうし)に師事し、孟子に影響を与えた。「中庸」の著者と伝えられる。
しゅめい‐もんいん【修明門院】
[1182〜1264]後鳥羽天皇の妃。順徳天皇の母。父は藤原範季。名は初め範子、親子、のち重子。承久(じょうきゅう)の乱後、尼となり、法名を法性覚といった。
すぎやま‐やすし【杉山寧】
[1909〜1993]日本画家。東京の生まれ。松岡映丘(まつおかえいきゅう)に師事。理知的な構図と清新な画風で戦後の日本画壇をリードした。文化勲章受章。
すんだい‐せんせい【駿台先生】
《駿河台(するがだい)に住んだところから》室鳩巣(むろきゅうそう)の敬称。