ベリサリウス【Belisarius】
[500ころ〜565]東ローマ帝国の将軍。ユスティニアヌス1世に仕え、対ペルシア戦争やアフリカのバンダル征服、また、東ゴート征服に活躍。ベリサリオス。
ベリンスキー【Vissarion Grigor'evich Belinskiy】
[1811〜1848]ロシアの文芸批評家。ロシアにおけるリアリズム文学理論を確立し、のちのロシア文学の黄金時代を導いた。著「一八四七年のロシア文学概観」「ゴーゴリへの手紙」など。
ボエティウス【Anicius Manlius Severinus Boethius】
[480ころ〜524ころ]古代ローマ末期の哲学者。アテネに遊学し、プラトン・アリストテレスなどのギリシャ哲学をラテン語訳して中世に伝えた。また、キリスト教神学者・音楽理論家としても活躍。東ゴート...
ポンピドゥー【Georges Pompidou】
[1911〜1974]フランスの政治家。第19代大統領。1958年ド=ゴール内閣の官房長を務め、1962年首相に就任。1969年ド=ゴール退陣後の大統領選挙で当選し、大統領に就任。1974年現職...
マルロー【André Malraux】
[1901〜1976]フランスの小説家・政治家。インドシナ・中国の革命運動、スペイン内戦、第二次大戦中の対独抵抗運動に参加。戦後はド=ゴール政権の情報相・文化相を歴任。小説「征服者」「王道」「人...
マンデス‐フランス【Pierre Mendès France】
[1907〜1982]フランスの政治家。急進社会党員。第二次大戦中はド=ゴールの自由フランス政府に参加。1954年首相となり、インドシナ戦争の休戦を実現。
めみょう【馬鳴】
《(梵)Aśvaghoṣaの訳》2世紀ごろのインドの仏教詩人。バラモンの論師から仏教に帰依し、カニシカ王の保護を受けた。技巧的なカービヤ(美文体)文学の先駆となり、叙事詩「ブッダチャリタ(仏所行...
もりた‐しけん【森田思軒】
[1861〜1897]翻訳家・新聞記者。岡山の生まれ。本名、文蔵。報知新聞に入社。ベルヌの「十五少年」、ユゴーの「探偵ユーベル」などを翻訳・紹介。
ゆう‐みり【柳美里】
[1968〜 ]小説家・劇作家。神奈川の生まれ。在日韓国人二世。劇団東京キッドブラザースに入団。女優・演出助手を務める。のち「魚の祭」で岸田国士(くにお)戯曲賞を当時の最年少記録で受賞。小説「家...
ゆきさだ‐いさお【行定勲】
[1968〜 ]映画監督。熊本の生まれ。初の劇場公開作品「ひまわり」で頭角を現し、金城一紀原作の「GO(ゴー)」で各映画賞を受賞、国内外で高い評価を受ける。代表作「世界の中心で、愛をさけぶ」「北...