しゅんか‐もんいん【春華門院】
[1195〜1211]後鳥羽天皇の第1皇女。名は昇子。母は九条兼実の娘宜秋門院任子。承元2年(1208)順徳天皇の准母となった。
しゅんかん【俊寛】
[1143〜1179]平安末期の真言宗の僧。鹿ヶ谷(ししがたに)の山荘で藤原成親・成経父子や平康頼らと平清盛討伐の密議をしていたのが発覚して流島となり、鬼界ヶ島で没した。 謡曲。四番目物。喜...
しゅんけい【春慶】
室町時代の漆工。和泉(いずみ)国堺の人。春慶塗を創始。生没年未詳。 鎌倉時代の尾張国瀬戸の陶工、加藤景正の法号。 1 「春慶塗」の略。 2 「春慶焼」の略。
しゅんしん‐くん【春申君】
[?〜前238]中国、戦国時代の楚(そ)の宰相。姓は黄。名は歇(けつ)。食客三千余人を養い、権勢は楚王をしのいだという。斉の孟嘗君、趙の平原君、魏の信陵君とともに戦国の四君の一人。
しゅんじょう【俊芿】
[1166〜1227]鎌倉初期の律宗の僧。肥後の人。字(あざな)は我禅。号、不可棄。入宋し、二千余巻の典籍を請来。諸宗を兼学して戒律の復活に尽力した。京都泉涌寺(せんにゅうじ)の開山。大興正法国師。
しゅんじょう‐ぼう【俊乗房】
重源(ちょうげん)の号。
しゅんぜい【俊成】
⇒藤原俊成(ふじわらのしゅんぜい)
しゅんぜい‐の‐むすめ【俊成女】
⇒藤原俊成女(ふじわらのしゅんぜいのむすめ)
しゅんてん‐おう【舜天王】
[1166〜1237]琉球の王。名は尊敦(そんとん)。源為朝の落胤(らくいん)と伝えられる。1187年王となり、在位51年という。
しゅんとう【春登】
[1769〜1836]江戸後期の国学者。時宗(じしゅう)の僧。武蔵あるいは甲斐の人。音韻学に通じた。著「万葉用字格」「五十音摘要」など。