スタニスラフスキー【Konstantin Sergeevich Stanislavskiy】
[1863〜1938]ソ連の演出家・俳優。モスクワ芸術座を創立、リアリズム演劇の旗手として活動。その理論スタニスラフスキーシステムは世界の俳優教育に多大の影響を与えた。著「芸術におけるわが生涯」など。
ストリンドベリ【Johan August Strindberg】
[1849〜1912]スウェーデンの劇作家・小説家。赤裸々な人間像を描く自然主義的な作品を書いた。イプセンとともに近代演劇の先駆者。小説「赤い部屋」「痴人の告白」、戯曲「父」「令嬢ジュリー」「ダ...
たちばな‐の‐もろえ【橘諸兄】
[684〜757]奈良前期の官人・歌人。母は県犬養橘三千代(あがたいぬかいのたちばなのみちよ)。光明皇后の異父兄。初め葛城(かつらぎ)王。のち、臣籍に降り、橘宿禰(すくね)諸兄と改めた。藤原不比...
たんば‐の‐やすより【丹波康頼】
[912〜995]平安中期の医師。丹波の人。丹波宿禰(すくね)の姓を賜った。隋・唐の医学を集大成した「医心方(いしんぽう)」を完成。
ちん‐しょうう【陳紹禹】
[1907〜1974]中国の政治家。六安県(安徽(あんき)省)の人。別名、王明。学生時代に中国共産党に入党。モスクワ留学後の1928年李立三(りりっさん)の路線を批判。1931年、党総書記に就任...
つぶらや‐えいじ【円谷英二】
[1901〜1970]映画の特殊撮影監督。福島の生まれ。本名、円谷(つむらや)英一。ミニチュア撮影やスクリーンプロセスなど特殊撮影技術の発達に尽力、「ゴジラ」で世界的な評価を得る。他に「ハワイ・...
なかじま‐らも【中島らも】
[1952〜2004]小説家・劇作家。兵庫の生まれ。本名、裕之(ゆうし)。印刷会社・広告代理店勤務を経て、テレビ番組の構成やラジオのディスクジョキーなど広範囲に活躍。はじめエッセーで認められる。...
はだ‐けいすけ【羽田圭介】
[1985〜 ]小説家。東京の生まれ。高校在学中に「黒冷水」で文芸賞を受賞してデビュー。「スクラップ・アンド・ビルド」で芥川賞受賞。
バーナ【Bāṇa】
インドの小説家・詩人。7世紀に活躍。作品はサンスクリット美文体の典型とされる。歴史小説「ハルシャチャリタ」など。生没年未詳。
パーニニ【Pāṇini】
前5〜4世紀ごろのインドの文法学者。古典サンスクリット語の文法を研究。その集大成である全8巻の「パーニニ文典」(アシュターディヤーイー)によりインド文法学の基礎を確立。