ひむろ‐さえこ【氷室冴子】
[1957〜2008]小説家。北海道の生まれ。本名、碓井小恵子(うすいさえこ)。大学在学中に「さようならアルルカン」でデビュー。1980年代を中心に、少女向け小説で活躍した。他に「なんて素敵にジ...
プガチョフ【Emel'yan Ivanovich Pugachyov】
[1742ころ〜1775]ロシアの農民戦争(プガチョフの乱)の指導者。ドンコサック出身。1773年、農民のツァーリ信仰を利用してみずからピョートル3世と称し、農奴解放を唱えて農民蜂起を指導。蜂起...
ムラビヨフ【Nikolay Nikolaevich Murav'yov-Amurskiy】
[1809〜1881]ロシアの軍人・政治家。1847年、東シベリア総督となり、アムール川地方を占領し、河口にニコライエフスク‐ナ‐アムーレを建設。また、1858年、清と愛琿(アイグン)条約を結ん...
メイエルホリド【Vsevolod Emil'evich Meyerkhol'd】
[1874〜1940]ソ連の演出家。初め俳優としてモスクワ芸術座に参加。十月革命後、メイエルホリド劇場を創立し、ビオメハニカの提唱、大胆な前衛的演出で反響を呼んだ。スターリン時代に弾圧を受け、銃...
ヨッフェ【Adol'f Abramovich Ioffe】
[1883〜1927]ソ連の外交官。ドイツとのブレスト‐リトフスク講和会議ではソ連代表を務め、ドイツ・中国・日本などの大使を歴任。のち、トロツキー派として追及され、自殺。
ラウシェンバーグ【Robert Rauschenberg】
[1925〜2008]米国の美術家。ネオダダの代表者の一人。抽象表現主義風の絵画とオブジェを合体させたコンバインペインティングで、大きな注目を浴びた。また、写真をもとにしたシルクスクリーンの作品...
ラジーシチェフ【Aleksandr Nikolaevich Radishchev】
[1749〜1802]ロシアの思想家・詩人・小説家。「ペテルブルグからモスクワへの旅」を自費出版して農奴の惨状を描き、専制政治や貴族制度などを批判したためシベリアに流刑された。
ラムセス‐にせい【ラムセス二世】
《Ramses Ⅱ》前13世紀、エジプト第19王朝第3代の王。ヒッタイトと戦い、両国の勢力範囲を確定。また国内では各地に神殿、巨大な彫像やオベリスクなどを建設した。ラメス。生没年未詳。
ラージン【Sten'ka Timofeevich Razin/Stepan Timofeevich Razin】
[1630ころ〜1671]ロシアの農民反乱の指導者。ドンコサックの長。農奴強制化に反発し、1667年挙兵したが、ドン川河畔のシンビルスク(現在のウリヤノス)で政府軍に捕らえられ、モスクワで処刑さ...
りゅう‐しょうき【劉少奇】
[1898〜1969]中国の政治家。湖南省寧郷(ねいきょう)県の人。モスクワ留学後、1921年に中国共産党に入党。以後、労働運動を主に革命運動を指導。中華人民共和国成立後、国家副主席、1959年...