ちかまつ‐しゅうこう【近松秋江】
[1876〜1944]小説家。岡山の生まれ。本名、徳田浩司。情痴におぼれる自己を赤裸々に描いた。作「別れたる妻に送る手紙」「疑惑」「黒髪」など。
ディオゲネス【Diogenēs ho Seleukeus】
[前240ころ〜前152]古代ギリシャの哲学者。バビロニアのセレウケイアの生まれ。クリュシッポスの弟子。ストア学派の学頭としてタルソスのゼノンの後継者。セレウケイアのディオゲネス。バビロニアのデ...
ドーデ【Daudet】
(Alphonse 〜)[1840〜1897]フランスの小説家。故郷プロバンス地方の風物を叙情性豊かに描いた。短編集「風車小屋便り」「月曜物語」「タルタラン」、戯曲「アルルの女」など。 (L...
はるやま‐ゆきお【春山行夫】
[1902〜1994]詩人・評論家。愛知の生まれ。本名、市橋渉(わたる)。上京して雑誌「詩と詩論」を創刊。詩集「月の出る町」「植物の断面」、評論「詩の研究」「文学評論」など。
バード【William Byrd】
[1543〜1623]英国の作曲家。エリザベス朝時代を代表する音楽家で、その作曲活動は宗教音楽、室内楽、鍵盤楽器のための音楽など広い分野にわたる。
パウロ【Paulos】
[前10ころ〜65ころ]1世紀のキリスト教の使徒・聖人。小アジアのタルソス生まれの、ローマ市民権をもったユダヤ人。ユダヤ教徒としてキリスト教を迫害したが、のち、半生をキリスト教の伝道にささげた。...
ヒエロニムス【Eusebius Sophronius Hieronymus】
[340ころ〜420]キリスト教の教父。古代西方教会の聖書学者。教皇秘書などを歴任後、ベツレヘムで修道院の指導にあたるかたわら、聖書のラテン語訳「ウルガタ」や聖書注解などを著した。
ピケティ【Thomas Piketty】
[1971〜 ]フランスの経済学者。パリ経済学校教授。2013年刊行の「二十一世紀の資本」で、20か国以上の過去3世紀にわたる税務データを収集・分析し、経済格差の拡大とその問題点を指摘。世界規模...
ファノン【Franz Fanon】
[1925〜1961]フランス領マルチニク島生まれの精神科医・思想家。1956年、アルジェリア民族解放戦線に参加。その理論的指導者となり、第三世界に大きな影響を与えた。著「黒い皮膚・白い仮面」「...
フィッシャー【Emil Fischer】
[1852〜1919]ドイツの化学者。生体を構成する物質について研究し、尿酸などのプリン体、糖類の合成やたんぱく質からのアミノ酸の分離など、広い分野にわたる業績がある。1902年ノーベル化学賞受賞。