しみず‐くにお【清水邦夫】
[1936〜2021]劇作家・演出家・小説家。新潟の生まれ。劇団木冬(もくとう)社を創立、主宰。戯曲「真情あふるる軽薄さ」「狂人なおもて往生をとぐ」「わが魂は輝く水なり」など。小説「華やかな川、...
しみず‐の‐じろちょう【清水次郎長】
[1820〜1893]幕末から明治初期の侠客(きょうかく)。駿河の人。本名、山本長五郎。米商から博徒となり、東海一の親分となった。また、富士山麓(さんろく)の開墾などの社会事業も行った。 野...
しむら‐たかし【志村喬】
[1905〜1982]俳優。兵庫の生まれ。本名、島崎捷爾(しょうじ)。舞台俳優を経て映画俳優となり、「浪華悲歌(なにわエレジー)」「赤西蠣太(あかにしかきた)」「鴛鴦(おしどり)歌合戦」などに出...
しもむら‐かいなん【下村海南】
[1875〜1957]政治家・ジャーナリスト。和歌山の生まれ。本名、宏。新聞記者として活躍後、貴族院議員となり、昭和20年(1945)鈴木内閣の国務相兼情報局総裁として、終戦の実現に努力した。著...
しゃ‐げん【謝玄】
[343〜388]中国、東晋の武将。謝安の甥。字(あざな)は幻度。謝安の推薦で建武将軍となり、383年の淝水(ひすい)の戦いで、謝安・謝石とともに前秦の苻堅(ふけん)の大軍を壊滅させた。
シャルル‐ドルレアン【Charles d'Orléans】
[1394〜1465]フランスの詩人。シャルル6世の甥(おい)。百年戦争末期にイギリス軍の捕虜となり、25年間の幽閉生活を送った。詩集「牢獄の歌」など。
しゅ‐ばいしん【朱買臣】
[?〜前109]中国、前漢の政治家。呉県(江蘇省)の人。家が貧しく、薪を売りながら独学。武帝に見いだされて会稽(かいけい)太守となり、丞相長吏まで出世した。大器晩成のたとえにされる。
しゅめい‐もんいん【修明門院】
[1182〜1264]後鳥羽天皇の妃。順徳天皇の母。父は藤原範季。名は初め範子、親子、のち重子。承久(じょうきゅう)の乱後、尼となり、法名を法性覚といった。
しゅん【舜】
中国太古の伝説上の聖天子。五帝の一人。姓は虞(ぐ)(有虞)、名は重華(ちょうか)。尭(ぎょう)帝の信任を得て摂政となる。尭帝の没後位を譲り受けて天子となり、治水に功のあった宰相の禹に禅譲したとい...
しゅんかん【俊寛】
[1143〜1179]平安末期の真言宗の僧。鹿ヶ谷(ししがたに)の山荘で藤原成親・成経父子や平康頼らと平清盛討伐の密議をしていたのが発覚して流島となり、鬼界ヶ島で没した。 謡曲。四番目物。喜...