はやし‐しゅんさい【林春斎】
⇒林鵝峰(はやしがほう)
はやし‐じゅっさい【林述斎】
[1768〜1841]江戸後期の儒学者。名は衡(たいら)。字(あざな)は徳詮。号、蕉軒。美濃岩村藩主松平乗蘊の子。幕府の命により、血統の絶えた林家を相続し、林家中興の祖と称される。幕府教学行政に...
はやし‐せんじゅうろう【林銑十郎】
[1876〜1943]軍人。陸軍大将。石川の生まれ。朝鮮軍司令官・教育総監・陸相などを経て昭和12年(1937)首相となり、内閣を組織したが選挙で大敗、4か月で総辞職。
はやし‐たかし【林髞】
⇒木々高太郎
はやし‐たけし【林武】
[1896〜1975]洋画家。東京の生まれ。本名、武臣(たけおみ)。独立美術協会の設立に参加。フォービスムを基調として、重厚なマチエール、明確な構図の具象画を描いた。文化勲章受章。
はやし‐ただひこ【林忠彦】
[1918〜1990]写真家。山口の生まれ。戦前から報道写真家として活動し、戦後「小説新潮」誌に掲載した作家のポートレートで注目を集めた。写真集に「日本の作家」「カストリ時代」など。
はやし‐たつお【林達夫】
[1896〜1984]評論家。東京の生まれ。自由主義的な思想家として、政治・思想・文化の動向に鋭い批判を加えた。平凡社の「世界大百科事典」編集長。著「思想の運命」「歴史の暮方」「共産主義的人間」など。
はやし‐ちゅうしろう【林忠四郎】
[1920〜2010]宇宙物理学者。京都の生まれ。東京帝大卒業後、京大で研究に従事。ビッグバン後の元素の起源、太陽系の起源、星の進化の研究などで功績がある。昭和61年(1986)文化勲章受章。
はやし‐つるいち【林鶴一】
[1873〜1935]数学者。徳島の生まれ。東北大教授。日本最初の数学専門誌「東北数学雑誌」を創刊し、和算の研究家としても活躍。教科書・啓蒙書の著作も多い。
はやし‐どうしゅん【林道春】
⇒林羅山(はやしらざん)